annual_2025
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子宮悪性腫瘍手術 子宮全摘術 子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療 卵管全摘除術(両側)(開腹) 腹腔鏡下腟式子宮全摘術(内視鏡手術用支援機器使用) 私どもは産婦人科の中でも特に手術を必要とする婦人科疾患をお持ちの患者さんを対象とし、病診連携を中心とした診療を心がけ、手術のためにご紹介をいただきました患者さんは、術後はご紹介元で術後の検診・処方をお願いするスタイルを取らせていただきます。子宮頸がん・体がん、 卵巣がんなどの悪性腫瘍には安全ながらも必要十分な手術を心がけ、術後の追加治療や検診も含めてフォローさせていただきます。子宮筋腫、卵巣嚢腫、そして子宮脱や子宮内膜ポリープなどの良性腫瘍には、なるべく侵襲の低い術式をお勧めしております。腹腔鏡下手術はもちろん、 Hugoを用いたロボット支援下手術も開始し、小さい傷で術後に痛みの少ない手術を行い、早期の社会復帰のために患者さんのご希望に沿った治療方針を考えております。 14 10 子宮頸・体部の悪性腫瘍 7 子宮の良性腫瘍 6 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 5 子宮・子宮附属器の炎症性疾患 卵巣の良性腫瘍 また、がん患者さんに対する支援の観点から、思春期から30歳代までの世代(AYA世代)の方で がんに罹患した方に対する卵巣組織保存手術も、不妊専 門施設とタイアップして積極的に導入する予定です。 婦人科疾患は産婦人科の先生からの精査・治療のご紹介はもちろんですが、他科の先生からの貧血や腹部膨満感などでのご紹介から原因疾患の診断、手術に至ることも少なくありません。多くの領域からのご紹介をお待ち申し上げております。 中西 一歩(婦人科医長) 件数 33 13 11 8 5 診療内容 診療実績 主な手術(2024年度) 手術分類 医師 2020年度実績 杉田 匡聡(婦人科部長) 主な入院症例(2024年度) ※診断群分類6桁 10症例以上を記載 症例名 件数 SHINMATSUDO CHUO GENERAL HOSPITAL ANNUAL REPORT 2025 33 婦人科

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