診療看護師（NP）とは 、米国のNurse Practitionarをモデルとして日本でも大学院教育で養成が開始された資格になります。修士課程では臨床推論・診断学・病態生理などを修め、特定行為だけでなく一定レベルの診療ができる看護師とされています。 当院では2022年度から診療看護師（NP）の導入を開始しています。今年度からは看護部から独立し新たに診療科付けの部門として設立しました。2025年現在では5名が在籍しています。 2024年度の主な実績は、末梢挿入型中心静脈カテーテル約170件、ドレーン抜去約100件、末梢静脈路確保約100件/月となっています。また、全身麻酔維持管理300件/年や手術助手、カテーテル助手、集中治療室での人工呼吸器管理や救急科での初期診療にも携わり、医師や多職種と協働し患者さんに最適な医療を提供できるよう努めています。 各自が専門的な診療科に所属しながらも単一診療科に留まらないgeneralist型のNPを育成し患者さんの問題点やニーズに応え、 病院全体の診療効率と質の向上に寄与できるよう努めてまいります。 業務内容・実績 2023年度総括/今後の展望 SHINMATSUDO CHUO GENERAL HOSPITAL ANNUAL REPORT 2025 37 診療看護師(NP)
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