Kirsche+2021
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季節が変わっても注意!注意脱水症に気を付けて「脱水」というと、汗をかく夏をイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、空気が乾燥し、夏に比べ水分摂取が少ない冬場もまた、高齢者にとって脱水症のリスクが高まる季節です。高齢者は冬場も脱水症状に注意するようにしましょう。意識障害、血圧低下、頻脈などの可能性もある。気温の変化が激しい日々で冷暖房を頻回に使用することも多くあると思います。しかし、エアコンによる乾燥も要注意です。冷暖房のきいた室内は意外なほど乾燥しており、体内から少しずつ水分が奪われていきます。そのため、気づかないうちに脱水症状になる事があります。室内にいるときでも、こまめに水分を補給するようにしましょう。※室温の目安は26℃~28℃くらい。適度な湿度は50~60%です。のどが乾いたときには、すでに脱水が始まっています。のどの渇きを感じる前に、水分をとることが大事です。特に高齢者はのどの渇きを感じにくくなっているので、1~2時間に1回と時間を決めるなどして、定期的に水分補給をしてください。緑茶やコーヒー,アルコール類は利尿作用があるので、逆に水分を排出してしまいます。飲むのは水のほか、カフェインの入っていない麦茶もおすすめです。26〜28℃6全身倦怠感、立ちくらみ、微熱、食欲低下等予防方法エアコン使用中もこまめに換気をしましょう脱水症の症状こまめな “ 水分補給 ” をしましょう“ 室温を管理 ”しましょう

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