言語聴覚療法部門の紹介

言語聴覚士による外来リハビリテーションは、それぞれの方のご希望や目標に添って、主に次の3つを行います。
言語聴覚士の役割については、こちらをご参照下さい。

ことばやコミュニケーションのリハビリテーション

脳の病気やけがによって、発声や発音が上手く出来なくなったり、ことばを理解したり表現したりすることが困難となることがあります。日常生活においてご自分らしいコミュニケーションを、また社会生活において円滑で十分なコミュニケーションをとれるように、ことばの練習や周囲の方の支援を行います。

高次脳機能のリハビリテーション

「高次脳機能」とは、注意力・記憶力・思考判断力・感情のコントロールなど脳の認知的な働きです。脳の病気やけがによって、こうした認知的な働きが低下してしまうことがあります。その為に、日常・社会生活で様々な困難が生じることも多いです。高次脳機能障害によりコミュニケーションのすれ違いや生活上の困難をお持ちの方に、その方らしい生活を構築できるように、様々な高次脳機能の練習や支援を行います。

机上課題

復職支援

以上のようなコミュニケーションや高次脳機能の障害は、外見からは判りにくく、時にはご自身でも気づかない場合もあります。その為、元のお仕事に戻られたり新しいお仕事に就かれる際には、非常に大きな困難が生じることが多いです。復職を希望される方がそれを実現しスムースにお仕事を継続できるように、より実際的な練習をすると同時に、職場の方々や地域の関連機関と連携して、様々な支援を行います。ご利用者は次第に増え、毎年多くの方が復職されています。

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