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 心筋梗塞、狭心症後の患者様は、心臓をいたわるために安静な生活を続けることによって、心臓の働き,運動能力や身体調節機能が低下しています。退院してすぐには激しい活動はできませんし、またどの程度体を動かせて大丈夫なのか?が分からないために不安もあります。社会復帰・職場復帰の前に、低下した体力を安全に回復させ、精神面にも自信をつける必要があります。

心筋梗塞や狭心症の主な原因は、心臓の表面を走る冠動脈の動脈硬化です。再発予防には、原因となる動脈硬化の進行を防ぐことが肝要です。動脈硬化の進行を防止するには食事療法や禁煙、運動療法が有効です。 「心臓リハビリテーション」とは、心臓病の患者様が、低下した体力を回復し、精神的な自信を取り戻して、社会や職場に復帰し、さらに心臓病の再発を予防し、快適な生活を維持することをめざして、運動療法、患者教育、生活指導、カウンセリングなどの活動プログラムに参加することです。 一言でいえば、心臓病の患者様が、快適で質の高い生活を取り戻すための総合プログラムなのです。

筋梗塞や心臓手術後の患者さんは心臓リハビリをすることで、まず身体面では動作が楽になり、自覚症状も軽くなります。精神面では不安やうつ状態が改善しますから、心身両面から快適な生活を長く続けることができるようになります。さらに再発予防効果があり、死亡率が減少します。リハビリは地味な努力のようにみえて、実は総合的・多面的な効果が期待できるのです。