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腹腔鏡手術

当泌尿器科(旧大和病院泌尿器科)は、2010年1月より、腹腔鏡手術を導入いたしましたので、ご紹介させていただきます。
◆腹腔鏡手術とは
腹腔鏡手術とは、腹部に小さな傷を数ヶ所開けて、そこからカメラを入れモニターに写し出し、手術器具をお腹の中に入れて手術を行う方法です。
手術内容は、大きくは開腹の手術と同じですが、腹部を大きく切開しないので、体に対する負担が少ない、術後の痛みが軽い、通常の生活への開腹が早い等の利点があります。また見た目の傷も小さくなります。(図参照)
当院では、良性副腎腫瘍や腎癌、腎孟癌に対する手術を中心に行っておりますが、腹腔鏡手術の特徴を十分に生かすことのできる症例に対しては積極的に腹腔鏡手術での手術を行っていこうと考えております。
※尚、前立腺癌については、開腹手術に比べて明らかなメリットは今のところないと私たちは考えており、当科では採用しておりません。

カメラを使って体の奥深い部分まで良く観察できます。拡大視野で手術が行われるため、開腹手術と比べてより繊細な手術が可能であるなどメリットが大きい方法です。(写真参照)


◆開腹手術比較し優れた点
①創部が小さい(美容的です!)
   ・術後の痛みが少なく、早期離床が可能(手術翌日から歩行)
   ・腸管蠕動の回復が早く、食事開始が早い(手術翌日から食事開始)
   ・入院期間が短く、社会復帰が早い(開腹手術よりも3~4日早く退院)
②術後癒着が少なく、腸閉塞(イレウス)が少ない
   ・入院期間が短い
③拡大視野での手術のため、より繊細な手術が可能
   ・体内の細かいところまでしっかり確認しながら手術を行うことができる
   ・手術時の出血量が少ない

※入院総費用も開腹手術よりも低コストで可能です。
つまり、体に優しい手術と言えます

腹腔鏡手術担当
志賀 淑之
※詳細に関しては、外来担当医もしくはスタッフにお尋ねください。  
明理会中央総合病院 〒114-0001 東京都北区東十条3丁目2番11号