IMSグループ医療法人三愛会　三愛会総合病院

マンモグラフィとは、乳房専用のＸ線撮影装置、つまり乳房専用のレントゲン検査装置のことを指します。乳がんの早期発見には欠かせない検査のひとつです。この検査を行う事によって、乳房組織の石灰化や病変などをレントゲン写真で見ることが出来るようになります。

当院では、撮影前に必ずウェットティッシュで乳房付近を拭いていただいています。
撮影の際、抑汗剤やパウダーなどはよくふき取ってください。
パウダーなどが付いたまま撮影すると、石灰化に似て写ることがあります。

下記に該当される方のマンモグラフィは基本的に当院では行っておりません。

• 豊胸術を受けた方
• 心臓ペースメーカーを挿入された方
• 前胸部静脈ポート留置などの処置を受けられた方

また、授乳中の方のマンモグラフィは禁忌ではありませんが、張っている乳房を圧迫すると通常よりかなりの苦痛を伴い、かつ大量の乳汁分泌が予想されます。
張っている乳腺はマンモグラフィ上高濃度となり、腫瘤があった場合見難くなる可能性があり、検査自体の精度も落ちますので、当院ではおすすめいたしておりません。

年代と共に足腰が弱ったときは力が入らなくなるので支えられるか心配

足の悪い方や立っているのがつらい方は座って検査を受けることが出来ます。
もし、立っているのがつらい方はお申し出ください。

年代によって方向数が違うのは？

市検診では、40代の方は2方向、50代以上の方は1方向になっています。
これは、年齢と共に乳腺が脂肪に置き換わるため、乳がんが見えやすくなります。
このため、50歳代以上の方は1方向でも十分であるという事になっています。
ただし、市検診の場合なので普通に外来で受診いただく際はどなたでも2方向撮影いたします。

なぜ、市検診は2年に1回なのですか？

マンモグラフィの検査は、放射線を使って撮影をします。
そのため、少ない量ですが放射線被ばくをします。
市検診を毎年にしてしまうと、受診者の方の利益よりも放射線被ばくのリスクの方が上回ってしまうため、2年に1回になっています。

痛みはどうにかならないですか？

乳房を圧迫する検査なので、どうしても痛みは伴ってしまいます。
痛みをできるだけ低減する方法は、
①リラックスする
②生理が終わり、胸のはりがなくなったころに受けていただく
③体調のいい時に受ける
などがあります。
技師の方でもできるだけ受診者様がリラックスできるようにまた、早くスイッチを押すように努めさせて頂きます。

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詳細については
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