(財)日本医療機能評価機構認定病院

医療相談室

小児リハビリ専門外来

小児の高次脳機能障害について

 高次脳機能障害は、脳損傷に起囚する認知障害全般を指し、この中にはいわゆる巣症状としての失語・失行・失認のほか記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などが含まれます。つまり、人間は、脳機能のひとつである高次脳機能(周囲の情報を取り込む、考える、行動する、記憶する、学習するなど)を使って毎日暮らしています。そのため、脳が病気やけがで損傷を受けると、日常生活にも影響が見られます。
 小児の高次脳機能障害の原因は、特に乳幼児期に多い急性脳症や、髄膜炎、また、頭部外傷や低酸素脳症など、脳血管障害、白血病や脳腫瘍など多岐にわたります。
 これらが要因で、日常生活及び社会生活への適応に困難を有している小児の高次脳機能障害の患者さんにおいてのリハビリテーションは、成人での支援のように確立されたものはないのが現状です。また麻痺がなく元気に歩いていると、身体障害よりも見えにくいため、作業や学業、対人関係への影響だけでなく、うまくいかないことの積み重ねによる自信喪失など、二次的な影響が生じてから気づかれることも少なくありません。
 これは小児の特性として、保護者の介助下での生活と、自ら行っていく場合の日常生活能カ、必要とされる学力などが年齢や学校環境によって異なってくるという現状から、機能障害なのか、経験不足としてできないのか、もともとできていたものができなくなったのか、との評価がすぐには判断できない難しさがあるということと、また学校生活においては、発達障害の枠組みで対応されている現状もあり、病院や高次脳センターなどへの受診につながらないケ一スも多いのではないかと考えます。

 当院では小児のリハビリテーションに関する相談をお受けします。また過去に脳血管障害などで急性期リハビリテーションを施行された方に対して、現在の高次脳機能の総合的な評価と、リハビリテーション、日常生活での助言を行います。

 受診ならびに外来リハビリテーションを希望される方は、詳細お問い合わせください。

 なお当院ではMRI検査や、発達検査などの心理検査はできませんので、紹介状持参にてお願いしたく存じます。

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