IMSグループ医療法人社団明芳会 イムス東京葛飾総合病院

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部署紹介

リハビリテーション科

リハビリテーション科の特徴

「安全な早期介入」と「早期方向性決定」ができる体制を目指しています。
心臓外科、脳外科では毎日、医師や看護師、MSWとラウンドカンファを行っており、リハビリの状況を報告しつつ、方向性も随時検討できるようにしています。 整形外科では、カンファレンスは回復期病院の方も参加しており、外科では包括的なアプローチが実践できるよう入院前からの情報収集する取り組みを進めています。
また、心臓リハビリテーションでは一般的なプロトコールよりも早いペースで進めており、脳外科でもゲイトイノベーションなどの装具やIVES(随意運動介助型電気刺激装置)などを用いて機能-能力の早期回復に努めています。
令和6年11月には回復期病棟100床を開設予定になります。
積み上げてきた体制を生かしつつ急性期~回復期まで切れ目のない一貫したリハビリテーションの実施を目指しています。

リハビリテーション室

施設基準

脳血管等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
心大血管リハビリテーション科(Ⅰ)
廃用リハビリテーション料(Ⅰ)
回復期リハビリテーション科 入院料←令和6年11月から開始予定 NEW!!

在籍

人数:60名(男性27名、女性33名)
 PT:50名
 OT:7名
 ST:3名
 事務:1名
※2023年7月20日時点

理学療法士(PT:Physical Therapist)

理学療法士は、「立つ」や「歩く」といった生活動作能力が低下した方に対し、その機能の回復に向けた支援を行う専門職です。
骨折や脳の障害、心臓の機能の低下、手術による長期入院などをきっかけに、自分で立って・歩いて・トイレに行くなどの日常的に行えていたことができなくなってしまう方がいらっしゃいます。そのような方に対し、運動療法や、脳神経リハビリテーション、心臓リハビリテーションなどの、専門的なリハビリテーションを提供します。
当院には、各分野で専門性を持つセラピストが在籍し、医師や看護師と協力しながら、患者様病態にあったリハビリテーションを行います。

作業療法士(OT:Occupational Therapist)

作業療法士とは、作業を用いて「その人らしい」生活の獲得を目的にリハビリテーション行う専門職です。 作業とは、着替えやトイレなどの日常的な生活行為から、家事や仕事、趣味などの余暇活動まで、人の日常生活に関わる全ての諸活動のことです。作業療法では、患者様一人一人の生活に合わせた機能訓練や生活動作練習、在宅復帰・社会復帰に向けた支援等を行います。

言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)

言語聴覚士は「コミュニケーション」に困り事のある方に対し、コミュニケーションの再獲得を支援するための専門職です。「摂食・嚥下」の問題にも専門的に対応しています。

コミュニケーションに関わる障害の支援

当院の言語聴覚療法では、様々な病気の後遺障害として出現し得る、構音障害(呂律が回らない)や失語症(言葉が思い出せなくて話せない、文字が書けない)、高次脳機能障害(記憶力や集中力が低下して、以前は簡単にできていた仕事ができなくなってしまう)などの、「コミュニケーションに関わる障害」について専門的な検査や評価を行っています。これらの問題が認められた方には機能回復や実用的なコミュニケーション手段の獲得ができるようにリハビリテーションを提供いたします。また、必要に応じてご家族、ご友人など周囲の方への援助・指導も行っています。

嚥下障害の支援

患者さんの中には、病気による口や喉の運動能力の低下や、手術や長期入院による体力低下などが原因で、食事が上手く飲み込めなくなったり、飲み込むたびにムセてしまったりする、「摂食・嚥下障害」になってしまう方がいらっしゃいます。言語聴覚療法では、そのような方に対してのリハビリテーションも提供しています。医師の指導の下に行う嚥下内視鏡検査などを積極的に実施し、客観的な指標に基づきながら、口や喉の運動機能のトレーニングや、ムセずに食べられる食事形態の提案など、患者さんが安全に口から食べられるための支援を行っています

当院のリハビリテーションに関して

ユニット(ICU・HCU・SCU)

当院は、救急治療後、術後より早期離床を目指してリハビリテーションを実施しています。
術後や、治療後早期は病態が不安定な状況ですが、十分にリスクを管理した上で、医師や看護師、その他コメディカルと協力しながら早期離床を図り、寝たきりによる身体機能・循環応答機能の低下を予防します。

急性期リハビリテーション

集中的な治療を乗り越えて、やや病態が落ち着いた状況でも継続してリハビリテーションを行っていきます。この時期は離床に加えて、実生活を見据えたアプローチを行い、機能(関節可動域や筋力)や基本動作(立つ・座る・歩く)能力の獲得を目指していきます。

回復期リハビリテーション(令和6年度よりスタート)

令和6年11月に開設予定 急性期で集中的治療(手術や薬物療法)が行われた後、リハビリテーションを速やかに実施していきます。集中的リハビリテーションを実施しADL(日常生活動作)の早期獲得、早期在宅・社会復帰を目指します。

外来リハビリテーション

当院を退院された後に外来通院を始める方や、お怪我をされ外来通院中の方に外来リハビリテーションを行っています。外来通院されている方の中には、自宅での生活は出来ているが、痛みで困っている方や歩行障害・下肢の運動障害がある方、上肢の運動障害がある方、体力が低下している方が多くいます。このような方に対し、一人一人に合った関節可動域訓練や筋力トレーニングなどの運動器リハビリテーションを行っています。また、対象は整形外科疾患のみではなく、心臓疾患や脳疾患を患っている方も外来リハビリテーションを行っています。

※現在は、整形外科・形成外科・循環器内科・血管外科・脳血管外科に通院されている方を中心に外来リハビリテーションを行っています。
※外来リハビリテーションは医師の指示がある場合のみ受けることが出来ます。