患者さまへのご案内

健康講座(健康相談)

「健康寿命とロコモティブシンドローム」実施レポート

平成27年6月6日(土)に、当院の3階会議室で公開講座を開催しました。
「健康寿命とロコモティブシンドローム」をテーマに掲げ、当院の理学療法士が参加者11名に対して説明を行いました。
皆さまは「健康寿命」という言葉をご存知でしょうか。これは普段私たちが耳にする「平均寿命」とは異なり、健康な状態で日常生活を過ごせる期間をこのように呼んでいます。
また「平均余命」と呼ばれるものもあり、これは『自分の年齢がA歳の時に、あとB年生きている人が多い』というものを計算したものです。厚生労働省のホームページなどで確認することができます。

日本で要介護、要支援と認定される要因として、認知症や脳血管疾患(脳卒中)がありますが、一番の割合を占めているのが運動器障害になります。
「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ 和名:運動器症候群)」は、骨や関節・筋肉の衰えが原因で日常生活に支障をきたしている状態のことを言います。立ったり座ったりなどの動作が、徐々に辛くなってきます。20代くらいから人間の体は徐々に衰退していき、骨密度と筋肉量が減少していくことで50代くらいから体の衰えを実感しやすくなります。
健康寿命を延ばすためには、ロコモティブシンドロームにならないように予防することが大切です。そして予防に効果的なのが継続した運動です。機械もメンテナンスを行わなければ動き続けることはできません。人間の体もメンテナンスを行っていくことが、長く動き続けられる秘訣なのです。

~実際に公開講座で実演した、簡単な運動についてご紹介させていただきます。~

  • 手を組んで、上に伸ばし10秒数える
    (この時、斜めにならないよう腕を上げるように心がけます)
  • アキレス腱を延ばす運動
    (体を上下に動かさずにゆっくりと体を前に倒します)
  • かかとを上げて下す運動を10回
    (筋肉が頻回に伸び縮するので、血流がよくなります)
  • イスに座りつま先を5秒間垂直にあげて伸ばす
    (膝を曲げないようにしましょう)

 ※無理しないようゆっくりと、できる範囲で行っていきましょう!


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