プラザイムス vol29
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ことで、入院中に行う基本的な機能訓練に加えて、ご自宅の環境に応じた実生-一一rリハビリをしたいけれど、病院まで通うのは大変・・・」(PT: Physical Therapist)歩行や寝返り、起き上がり、立ち上がりなど、生活の基盤となる動作に関わることの多い職業です。当院では整形疾患、脳外・内科疾患、心臓・外科疾患、回復期と、班での活動を行っており、幅広い分野で、それぞれの疾患に特化した専門性の高いチームを目指しています。総合病院には珍しい、小児の運動に関わるリハビリも行っています。また、研究チームを立ち上げ、患者さまへのより良い治療のため、知識や技術の研鑽を推し進めています。(OT: Occupational Therapist) 「作業」は生活全般の動作を指し、食事や着替えなどの日常生活動作の訓練を中心に行います。また、それら基本的な日常生活動作に加えて、当院ではお金の管理や公共交通機関を利用しての外出、キッチンスペースを使用しての調理訓練など複雑な動作や、園芸のような余暇活動もリハビリの対象に取り入れ、患者さまの生活に寄り添った介入を目指しています。(ST: Speech-Language-Hear話す・聞く・書くなどの言語機能や、食事を行うための能力(喋下機能)のリハビリを担当している職業です。小児領域にも携わっており、ことばの学習の遅れに対する指導・助言や、乳児期の摂食(哺乳・離乳食)に関する相談にも対応しています。入院患者さまの食事の面では、当院では栄養状態の悪い患者さまを対象とした栄養サポートチーム(NST)に参加し、食事内容を栄養科職員や看護師と検討して運動の効果を高めるような関りを行っています。リハビリテーション科に勤務するスタッフは、実は職業で分けると理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の3職種にわけられます。ここでは、それぞれの職業を簡単にですが紹介させて頂きます。怪我や病気によって生じやすい問題だと思います。当院ではそのような患者さまのお悩みを解消できるよう、昨年より訪問リハビリを開始しております。当院リハビリテーション科のスタッフが実際にご自宅に伺わせて頂きリハビリを行う活に寄り添ったリハビリを提供させて頂くことが可能です。気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にリハビリテーション科までお問い合わせください。ing Therapist) リハビリテーション科職業紹介l訪問リハビリのご案内/

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