作業療法士（OT）
作業療法とは
人は心や体に障害を持つと以前と同じ生活を送ることが困難になってきます。
作業とは日常生活の中でおこなう、食事・料理・掃除・仕事・趣味活動など特有の意味と目的のある活動を指します。作業療法とは、障害で失われたその人らしい作業が再びできるように支援や援助（リハビリ）をすることをいいます。
当院の作業療法士は、体や心に障害のある患者さまや、認知症を患っている患者さまなどがよりよい日常生活が送れるよう全力でサポートさせていただきます。
当院の作業療法の様子
-
これは、当院で行っているレクリエーションの写真です。
作業療法士は、患者さまが病気を患う前に楽しみに行っていた作業を入院中でも継続して行っていただけるようにしていきます。
また、患者さまが「やる気」になる環境を提供するために活動を模索していきます。 -
これは、手工芸を行っているところです。
できた作品を患者さま同士で称賛する様子が見られ交流が広がります。
作業療法では、作業を通して患者さまの「楽しみ」をサポートしていきます。
この他に、患者さまに合わせて様々な趣味活動を行っています。 -
これは調理訓練を行っているところです。
患者さまが退院後「希望している作業」「他者から希望されている作業」と患者さまが担っていた元々の作業を継続して行えるように評価し、治療していきます。
この他に、日常生活動作として服を着る・脱ぐ、トイレに行く、お風呂にはいる練習をしていきます。
教育システム
作業療法では週に１回、日々の臨床で悩みや専門的な知識を深めるために勉強会を行っています。
さらにIMSグループのイムス札幌内科リハビリテーション病院より臨床指導の作業療法士に来ていただき、職員の育成に取り組んでおります。
行ってきた勉強会一覧
| 緩和ケア 人生の最後に寄り添うために（釧路市） |
| ボバーズイントロダクションモジュール（八雲町） |
| 人間作業モデル講習会（旭川市） |
| 作業行動学会（東京都） |