検査科

部門紹介

基本理念

理念

求められる検査、応える検査

基本方針

  • 医療制度に適合した検査室運営
  • チーム医療への積極的な参画
  • 高品質で付加価値のある情報の提供
  • 個々人のスキルアップ
業務風景

所属長より

循環器専門病院であるため、心臓超音波検査においてはグループで1番の件数実績があります。
緊急検査、心臓超音波検査に興味がある方を歓迎しております。

業務内容

 

検体部門

採血、生化学、血液学、凝固、免疫学、輸血、一般検査。

生理学部門

安静時12誘導心電図、負荷心電図(マスター二階段試験、トレッドミル、エルゴメーター)、ホルター心電図(解析含む)、脈波(ABI、TBI)、肺機能(VC、FVC)、皮膚還流圧(SPP)、超音波(心臓、腹部、血管、その他)、経食道心臓超音波検査(補助)、心肺運動負荷試験(CPX補助)

業務風景

業務スケジュール

8:30
出勤 午前外来診療開始
(予約患者・予約外患者・救急患者・入院患者 適宜検査対応)
12:30
順次休憩(60分) ※休憩は交代制で取っています。
14:00
午後外来診療開始
(予約患者・予約外患者・救急患者 適宜検査対応)
17:30
退勤
業務風景

研修体制・教育プログラム

IMSグループの臨床検査部門は、基本的な臨床検査の能力を取得するための卒後研修制度を運用しています。
詳細は、下記サイトをご確認ください。

新入職員の業務習得スケジュール

検体検査部門

4月~5月
職員同士で採血トレーニング
検査機器の把握
6月
患者様への採血開始
検査機器のメンテナンスの把握
7月
検査機器の精度管理の実施
8月〜
輸血管理業務の実施。

生理検査部門

準備中

スタッフメッセージ

検体検査部門

臨床検査技師を選んだ理由
医療・介護の大学を卒業し、一般企業に就職しましたが、もともと医療系の仕事に興味があった為、
手に職をつけたいと考えて、臨床検査技師を目指し学校へ通いました。

臨床検査技師を選んだ理由は、小さい頃から理科の実験が好きで、検査科にそのイメージを持ったことがきっかけです。
その選択は正解で今でも自分に向いていると感じています。

グループの総合病院で3年間勤務した後、イムス葛飾ハートセンターへ転勤しました。
入職から3年目までは、検体検査と生理学検査の両方をローテーションして、イムス葛飾ハートセンターの勤務開始からは検体検査を担当しています。
検体検査と生理学検査のどちらかを選んだ記憶はないが、いつかからか検体検査の担当なんだなと感じた事を覚えています。

業務の中で意識している事は2つあります。

1つ目は、正しく検査ができているか?   という事です。
2つ目は、患者様の痛みを伴う回数を減らす という事です。

正しく検査が行えているか???
検査数値は、患者様にとってとても重要な数値です。 その数値を元に医師は診察・治療・投薬を行います。
検査は器械が行います。臨床検査技師は、検査機器を動かす事ではなく、その結果数値を把握・確認する事がとても重要です。
前回の検査値と比較し、大きな違いがないか?異常値はないか?を確認します。
気になる点があれば電子カルテのデータと照らし合わせます。
異常値がある場合には、命に係わる事なので、臨床側へ速やかに伝える事がとても重要です。
また、機器の精度管理・メンテナンスもとても重要です。
機器に応じて1日に1回から2回の精度管理の確認を行います。試薬を使い適切な数値が出る事を確認します。
臨床検査技師は、正しい検査が行えているか?を業務の中で常に問い続ける事が必要です。

痛みの回数を減らすことができる。
患者様ごとに検査内容は異なります。採血の頻度も異なります。
採血は痛みを伴い、経験を積んでいっても痛みを0(ゼロ)にすることはできません。
しかし、採血の技術の向上で患者様の痛みの回数を減らす事はできます。
採血の技術は、経験に応じていつまでも成長すると感じています。
患者様によっては、症状や体形などの理由により採血が難しそうと感じる患者様がいらっしゃいます。
そんな時に上司や先輩に代行してもらいます。
交代しない事で患者様の痛みの回数が増える可能性があります。交代する事で患者様の痛みの回数を減らす可能性があります。
上司や先輩は、経験則から選択の幅を広くもっていて、自分の考えには無いアプローチをして採血する事が出来ます。
そんな技術を見た時、常に技術の向上を目指していく必要性を感じると同時に、何のための技術なのか?を考え、痛みの回数を減らす事を考えます。

資格取得について
4年目で緊急臨床検査士の資格を取得しました。
緊急臨床検査士は、命にかかわるような緊急性が必要な場合においても、迅速かつ適切な検査が行える知識と技術を持ち合わせた検査士です。
6分野(一般検査、臨床化学検査、血液検査、輸血検査、微生物検査、生理検査)にわたる幅広い知識が必要となります。
当院は循環器の専門病院ということで、緊急性が求められます。
この資格を取得することでそのような緊急事態にも迅速かつ正確に検査結果を提供できます。

生理学部門

生理学検査部門を選んだ理由
私は、当時の上司に指名されてエコー検査にたずさわりました。
人にかかわる事が好きなので選ばれたのかもしれません。
それから長くエコー検査をしていますが、
今でもエコ―の検査は楽しく興味が尽きません。

イムス葛飾ハートセンターのエコー室の特徴
総合病院では、腹部エコーが多いと思いますが、
当院は心疾患専門病院なので、心臓エコーが約80%、
足・腕・首などの血管が約15%、で腹部エコー月に数件です。

当院は、人間ドッグ施設の様に早期発見を目的とした施設ではなく、
治療を目的とする施設なので、
手術前と手術後、治療前と治療後に
治療内容やエコー以外の検査データを時系列でみて、
患者様の状態が良くなっている経過をエコーを通じてみる事が出来ます。

心臓エコー検査について
心臓は、動いている臓器です。
その為、プローブを当てる位置はもちろんですが、
当て方や角度で見え方が全く異なります。
決められた方法のみでなく、
自分の経験が活きている事を実感できるのが心臓エコー検査の魅力です。
医師は、私たちが撮影した画像やレポートを見て患者様の症状を判断します。
私が常に気に留めている事は、
「鮮明に画像にしていなければならない」という事です。
当たり前の様に聞こえるかもしれませんが、
動いている心臓のその瞬間を撮影する事は簡単ではありません。
しかし、検査技師の私が撮影していないが、
「見た」という事では医師は判断できません。
検査技師として、「撮影して画像にする」そして医師へ繋げる事が
とても重要だと考えています。

教育体制について
エコー検査は、解剖、血液の流れ、心臓の部位を知識として把握している事が前提として必要となります。
その前提をもって、医師からの検査目的から心臓の40~50箇所を撮影します。
初めのうちは、撮影箇所の把握に時間がかかったり、撮影した精度が低かったりすることが
あります。エコーをあてていき、経験を積んでいく事しかありません。
その為、初めは2名体制で先輩が最後にサポートに入り、撮影した画像の精度を確認しながら、
不足分や不鮮明な箇所を追加で検査を実施していきます。
初めのうちは、焦らずにプローブをあてて、撮影をする事に集中して、
その後で測定などを意識して欲しいと思います。
そして経験を積み、医師の検査目的や患者様の状態やその原因を考えながら検査をする事が
出来る検査技師に成長して欲しいです。

資格取得について
心臓超音波療法士
心臓の専門病院なので受験に必要な症例数に困る事はなく、
むしろ症例を選んでレポートする事が出来ます。
当院は資格の取得に積極的です。
資格取得は基礎知識を再確認や症例レポートの作成など大変な点もありますが、
資格の取得は自身の自信に繋がるのでぜひ取得して欲しいと思いますし、
部署として指導・サポートしていきます。

最後に
部署の役職者になってからは、
検査だけでなく、部下への指導時間や患者様の待ち時間などの時間管理に気を配っています。
患者様はお年寄りの方も多いので、待ち時間を減らす取組みは重要です。

定期的に検査をされる患者様も多く、
私たちを覚えていて話かけてくださる患者様も多くいます。
患者様との会話の中で症状が良くなっているのがわかる事も嬉しく感じます。
検査に集中しつつ、患者様とお話をするなど和気あいあいとした検査室の雰囲気を
スタッフと一緒に作っていきたいです。

 

勤務概要・労務管理について

業務概要

勤務時間 平日8:30~17:30(休憩1時間順次交代制でとる)
     土曜8:30~12:30
早番   7:30~16:30(月曜日)
     8:00~17:00(火・木曜日)
遅番   平日勤務時間後17:30~18:00
当直   8:30~翌8:30
     ※21:00~翌6:00(仮眠)

お休み

毎月10日までに翌月の休み希望を申請します。
希望に沿いながら1日の休みが1~2名程度になるように調整します。
決まった期間の夏季休暇・冬期休暇はありませんが、長期休暇を取る事が出来ます。

病院見学について

持ち物:特にございません
見学時間:30分程度

見学スケジュール

14:40
総合受付にお声がけ下さい。
総務課採用担当者がお迎えにあがります。
見学申込書、体調管理表をご記入ください。
14:55
(総務課より)IMSグループの説明、イムス葛飾ハートセンターの説明。
14:50
病院の案内
15:00
検査科にて各種機器の説明。
※希望される方検査体験を実施できます。

募集要項

お問い合わせ

新卒の方

IMSグループ本部事務局へお問い合わせください。

既卒の方

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