栄養科

栄養科

基本方針

  • 安心・安全な食事の提供
  • 医療・福祉・地域に貢献できるスペシャリストの育成
  • 質の高い栄養管理・食事サービスを継続する為の健全経営
業務風景

部署紹介

イムス葛飾ハートセンターは50床の心臓疾患(循環器内科・心臓血管外科)の専門病院です。
イムスグループ内で最も病床数の少ない病院ですが、心臓疾患の数は最も多い専門病院です。
当院の栄養科を良く知ってもらう為2つのキーワードでお話しします。


1つ目のキーワード:専門病院・小規模病院 ~専門職として
2つめのキーワード:教育~どのような管理栄養士になってほしいか?


1つ目のキーワード:専門病院・小規模病院 ~専門職として

心臓の「専門病院である事」と50床という「小規模病院である事」のメリット・デメリットをお伝えします。
もっとも大きなメリットは、
小規模病院だからこそ、管理栄養士1人1人が「活躍できる」という事です。

50床という規模だからこそ、全職員数が多くないからこそ、
職員同士が顔・名前がお互いに分かった上で業務を進める事ができます。

栄養の専門職として医師から多くの相談を受けます。
その理由は、栄養指導は、退院後の患者様の自己管理を詳しくサポートするものであるからです。
食事習慣・生活習慣を維持して再入院などを防ぐ、又は遅らせるために栄養指導というのが治療に必要だからこそ、
主治医は管理栄養士へ相談します。専門職として、
少人数だからこそ医師やコメディカルとの関わりを多くもつことで管理栄養士として活躍する事が出来、活躍できる場所であると言えます。

専門病院・小規模病院だからこそのデメリットもあります。
入院患者様の病気は、心疾患・循環器疾患の為、減塩の栄養指導が中心になります。
総合病院に多くある、消化器に関する指導、腎臓病の指導、産婦人科の指導、小児アレルギーに対する指導などの経験を
積む事は難しいと言えます。

しかし、ICU(集中治療室)、HCU(ハイケアユニット)をもつ専門病院の為、
重症患者の栄養管理を含め質の高い栄養管理に触れ、学ぶことが出来ます。
ICUの栄養管理に携わる事が出来るグループ病院の中でも数少ない病院です。

また病床数50床の為食数も少なめで、概ね40人分程度の食事を調理・提供しています。
大量調理という感覚よりは普通の料理を作る感覚の方がやや近いため、幅広く大量調理の経験を積みたい、という意味では
総合病院やより規模の大きい厨房の方が優れているかもしれません。

当院のメリットとしては、少量の食事提供の分様々な業務を同時進行で行っていくので、臨機応変な対応が出来るようになってきます。
また、大きな病院ではやりきれない食事の個別対応などにも柔軟に対応でき、
食欲がない方患者さんに手厚いサポートが出来る所が魅力だと言えます。



2つめのキーワード:教育~どのような管理栄養士になってほしいか?

病院での実地教育としては、早い時期から患者様と多く接し、チーム医療に係る事が出来る職員の育成を目標としています。
新人の職員は年の近い先輩がプリセプターとなり、1対1でペアを組んで教育を行っていきます。
経験を積み「なぜ指導するのか?」「患者様にどうなってほしいか?」を考えて栄養指導が出来る職員を育成します。

心疾患で入院中の患者様は、減塩食が多くほとんどの患者様が栄養指導の対象となります。
その為、栄養指導件数が多い=指導の機会が多くえられます。

栄養管理・栄養指導を業務の中心と考え、3ヶ月から4ヶ月が経過した例年7月頃から栄養指導、9月ごろから栄養管理に参加します。

NST(Nutrition Support Team, 栄養サポートチーム)にも早いうちから関わる事が出来ます。
早い職員は、2年目から関わっています。
NSTとは、患者様に最適の栄養管理を提供するために、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士、などで
構成された医療チームのことです。チームで栄養管理を行う事でより患者様を知る機会となります。

研修体制・教育プログラムスケジュールはこちら

外部教育について
イムスグループ栄養部門のキャリアプランに沿った教育プログラムを採用しています。
1~3年目まで段階的な基礎教育を受けていきます。グループ内の管理栄養士が集まり、研修を行います。
4年目からは「栄養管理や給食管理のエキスパートになりたい」「リーダーとしてマネジメント業務がしていきたい」など
目指す管理栄養士像に合わせて経験を積んでいくことができる制度があります。
現場を離れて研修を受けて知識をつけることも大切です。他の病院・施設の管理栄養士との情報共有の場としても研修は有意義です。


NSTカンファレンスの様子

資格について
NST専門療法士、心不全療養士、栄養経営士などの資格を取得する事が出来ます。
糖尿病療養指導士、腎臓病療養指導士など特定の疾患に関する資格は、医師がいないため取れない場合があります


最後に
管理栄養士として病院で働きたいと考えている方は、是非1度見学に来てください。
管理栄養士として活躍できる場所と機会を用意しています。

業務内容

 

当院は循環器内科、心臓血管外科を擁する50床の急性期病院です。当院の栄養科では、給食管理業務・栄養管理業務を中心に、患者様の病態に合わせた治療食の提供や、美味しい食事の追求、入院中・術前術後の栄養管理、栄養指導での退院後のフォロー等を行っています。


○給食管理業務

  • 厨房は直営で運営しています。管理栄養士、調理補助が厨房業務に当たっています。管理栄養士の厨房頻度は週1~2回程度です。
  • 調理/盛り付け/仕込み/洗浄/検収/清掃など一通りの厨房業務、発注業務(担当者)があります。
  • 行事食を月に2回実施し患者満足度の向上を目指しています。
  • 直営病院ならではの自由度の高さがあり、栄養管理に直結した食事内容を考えすぐに実践することができます。
  • ○栄養管理業務

  • 病棟担当制を設置し、入職1年目から栄養管理に関われるよう教育体制を整えています。
  • 栄養指導(入院・外来・電話)を行っています。
  • 栄養サポートチーム(NST)で週に1回回診を実施しています。
  • 早期栄養介入管理加算の算定施設であり、ICU(集中治療室)・HCU(高度治療室)の重症患者への栄養管理にも携わっています。
  • 心臓病教室(集団)を月1回実施(コロナ禍の為現在は中止)

  • 幅広い年齢層で、女性の職員も多く活躍しています。
    患者様に美味しい食事をご提供できるよう、またしっかり治療が出来るよう体力をつけて頂くため、栄養管理介入を積極的に行えるよう日々頑張っています!

    業務風景

    業務スケジュール

    *早番業務

    6:30
    朝食調理・配膳
    8:30
    昼食調理準備・朝洗浄
    10:00
    昼食調理
    12:00
    配膳・清掃・夕食準備
    13:00
    休憩
    14:00
    書類関係
    15:30
    業務終了

    *遅番業務

    11:00
    仕込み・昼食チェック
    12:00
    夕食準備・食札業務
    13:00
    食事箋業務
    14:00
    休憩
    15:00
    書類業務
    16:00
    夕食調理・チェック・配膳
    18:00
    朝食食札発行・準備
    19:00
    洗浄
    20:00
    終業チェック・勤務終了

    *日勤業務(栄養管理)

    8:00
    前日情報把握
    8:30
    朝の病棟カンファレンス参加
    9:00
    栄養科内情報共有
    9:30
    栄養指導・食事調整・栄養管理計画書作成
    ICU担当はモニタリング、早期栄養介入管理加算計画書作成など
    11:00
    休憩(検食※日替わり担当制)
    12:00
    ミールラウンド
    13:00
    入院時訪問・新規栄養管理計画書など
    15:00
    病棟カンファレンス参加・おやつ提供
    17:00
    勤務終了
    業務風景

    研修体制・教育プログラムスケジュール

    ○管理栄養士入職後スケジュール ※新卒の方の場合。既卒の方は経験に合わせて考慮致します。


    1年目4月~6月
    給食管理業務全般の習得(食数業務・調理・盛りつけ・仕込み・洗浄など)
    7月~9月
    入院・外来栄養指導業務の習得 ※管理栄養士合格証明書が必要です
    9月~12月
    病棟担当業務の習得、行事食立案担当、発注業務など
    1月~3月
    集団栄養指導業務の習得
    2年目以降〜
    習得度合いに合わせてICUの栄養管理・NST回診への参加を検討。
    基本の管理栄養士業務の他、発注業務・委員会業務など。

    食事紹介

     

    当院の特性を考慮し、心臓や血管に配慮した食事が中心となっています。
    塩分控えめでも美味しい食事を目指し日々努力中です!
    行事食も月に2~3回行っており、季節の行事のメニューやご当地メニューなど、患者様に楽しんでいただけるような献立を当院の管理栄養士・栄養士が作成しています。

    業務風景業務風景

    スタッフデータ

    職員数

    • 管理栄養士(常勤)  9名(産休・育休含む)20代~30代
    • 栄養士(常勤)    1名
    • 調理補助(非常勤)  5名 40代~80代まで幅広い年齢層のスタッフが勤務しています。
    • (2023年4月1日時点)

    出身校

    東京家政学院大学・駒沢女子大学・相模女子大学・北陸学園・大阪市立大学大学院・聖徳大学・鎌倉女子大学・昭和女子大学

    勤務概要

    勤務時間について

    6:30-15:30、8:00-17:00、11:00-20:00の三交代制
    おおよその目安になりますが、早番1回、遅番1回、日勤3回/週です。
    宿直勤務などの泊りを伴う勤務はありません。

    早・遅・日勤の業務スケジュールはコチラ

    お休みについて

    毎月10日までにお休みの希望を聞き、部署内で調整していきます。
    また長期休暇も交代制になりますが、年2回程度取得が可能です。
    お正月やお盆など、カレンダー通りの休みは難しいですが平等にお休みが取れるように配慮しています。プライベートの時間をしっかり確保できてこそ、仕事にも集中できると考えています。

    産休・育休について

    産休・育休を経て復帰している職員も多く、相談し業務内容を調整していくことが出来ます。長く勤務出来る環境が整っています。

    残業について

    残業は10〜15時間(2021年月平均)です。
    1日の勤務人数が少ないため、1人が休んだ場合にどうしても残業する必要が出てしまいますが、基本的には固定の残業はありません。

    職場見学について

    職場見学の申し込みはこちら
    持ち物:特に持ち物の指定はありません。

    栄養科の職場見学は、基本的に一対一か二対一の少人数制で行っており、じっくりお話しできるような体制を心がけています。
    ぜひ気軽な気持ちで参加してくださいね♪



    10:00
    総合受付にお声がけ下さい。
    総務課採用担当者がお迎えにあがります。
    見学申込書、体調管理表をご記入ください。
    10:10
    (総務課より)IMSグループの説明
    10:30
    面談室又は栄養科事務室で栄養科の基本情報をお話し
    栄養科の勤務概要(栄養管理業務、栄養指導、食事提供、献立作成など)、教育体制、栄養科構成職員・シフトの紹介、当院栄養科の強みと弱みについて、入職後スケジュールを説明します。
    11:00
    栄養科内見学、紹介
    厨房内を入れる範囲内で見学し、給食管理業務の大まかな流れをご説明します。(仕込み、調理、盛り付け、配膳、洗浄)
    普段取り扱っている栄養補助食品、経管栄養剤について食品庫でご説明します。


    質問などがありましたら、お気軽にお尋ねください。
    見学お疲れ様でした!

    募集要項

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    IMSグループ本部事務局へお問い合わせください。

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