当院の前立腺ドックの健診は、泌尿器科専門施設・専門医による、泌尿器がん・尿路結石・排尿機能障害などの泌尿器疾患に特化したドックです。また、ご自身の健康状態の把握だけでなく、前立腺に関する病気の早期発見、早期治療のためにとても重要です。
ご予約から受診日当日までの流れ
ご予約
ご受診は完全予約制となっております。お電話で「地域医療連携室」までご予約下さい。
※ご予約はお電話いただいてから2週間以降となります。
[受付時間] 平日8:30~17:30 土曜日8:30~12:30
コース | 前立腺ドック ¥25,000円(税込) |
---|---|
実施曜日 | 月曜~土曜 |
※日曜・祝日は実施しておりません。予めご了承ください。
ご予約後
問診票などの書類を送付します。
受診日1週間前まで
泌尿器問診票・MRI問診票・栄養科問診票をご記入のうえ、返信用封筒にてお送りください。
受診日当日
受付時間に必ずお越しください。
※予めお送りする容器に検査当日の朝、尿を入れてご持参ください。
※朝食は召し上がっていただいて結構です。
※クレジットカードによる支払いも可能です。(一部利用できない場合がございます。事前にお問い合わせください)
MRI検査の注意事項
MRI検査とは、エックス線を使用せず、強い磁力と電磁波を使って体内の状態を断面像として描写する検査です。体内にペースメーカーや体内金属などが埋め込まれている場合など、危険防止のために検査を受けることができない場合がございます。予めご了承ください。
詳しくは、受診する際事前にお送りするMRI問診票をご覧いただきご記入のうえ、受診日の1週間前までに返信用封筒にてお送りください。
アレルギーについて
日帰りコースでのご受診の場合はお食事を提供します。アレルギーなどございましたら受診日の1週間前までにお申し付けください。
※事前に栄養科問診票をご送付します。ご記入のうえ、受診日の1週間前までに返信用封筒にてお送りください
検査の流れ

※MRI検査は受診者様のスケジュールに合わせて、別日にご受診頂くことも可能です。
詳しくはご予約の際にお尋ね下さい。
(尚、MRI撮影を別日にされる場合、午前中の工程で終了となります)
検査項目表
項目 | 前立腺ドック |
---|---|
医師による健康相談 | ○ |
前立腺エコー 残尿エコー |
○ |
腹部CT検査 | ○ |
前立腺MRI検査 | ○ |
前立腺直腸検査 | ○ |
尿流測定 | ○ |
前立腺特異抗原PSA | ○ |
項目 | 内容 | 前立腺ドック |
---|---|---|
血液学検査 | 白血球数・赤血球数・ヘモグロビン ヘマトクリット・血小板・血液像 |
○ |
肝・胆・膵 機能検査 |
総蛋白・アルブミン・A/G比 総ビリルミン・直接ビリルミン ALP・AST・ALT・γ-GTP 血清アミラーゼ・CPK |
○ |
腎機能検査 | 尿素窒素・クレアチニン ナトリウム・クロール・カルシウム 無機リン・eGFR |
○ |
糖代謝 | 血糖・HbA1c | ○ |
痛風検査 | 尿酸 | ○ |
脂質検査 | 総コレステロール 中性脂肪 HDL-コレステロール LDL-コレステロール |
○ |
尿検査 | 尿糖・尿蛋白・尿潜血 | ○ |
検査内容
前立腺エコー
超音波を用いて体内の状態を描出する画像検査です。主に、腎・膀胱・前立腺の形態を観察するのに用いられます。
腹部CT検査
腹部CT検査は、体を輪切り状態で観察できるため、副腎腫瘍・腎腫瘍・尿管腫瘍・膀胱腫瘍などの腫瘍性病変の発見や、また、一般のX線写真では写らないような小さな尿路結石の発見にも大変有効です。
前立腺MRI検査
MRI検査を行うことにより、前立腺がんの有無や大きさ・位置などを視覚的にとらえることができます。
前立腺直腸診
肛門から直腸の中に指をいれて前立腺の状態を調べる検査です。(前立腺は直腸に接しているため、肛門から触診を行います。)前立腺表面の不整の有無・硬さ・痛みの有無などを検査します。
尿流測定
尿流量測定装置に向かって排尿することにより、尿の勢い・排尿量・排尿時間などを測定します。また、この検査の後に超音波を用いて残尿量を測定することにより、十分に排尿ができているかを確認します。
採血
前立腺特異抗原PSAをはじめ、各臓器の機能を対象とした検査を10cc程度の血液を採血して行います。
尿検査
尿中のブドウ糖や赤血球の有無、腎臓や尿管の障害や機能低下を調べることができます。