域医療推進カンファレンス実施のご報告

過去実施報告一覧

地域医療推進カンファレンス【心臓血管外科】実施のご報告

4月27(水)、先月に引き続き2ヵ月連続、心臓血管外科によるシームレスな連携の強化および意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 4月27日(水)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演『大動脈瘤と末梢動静脈疾患について』 心臓血管外科 数野 圭
2. 質疑応答
3. 意見交換

前半は、当院の心臓血管外科 数野 圭医師が「大動脈瘤と末梢動静脈疾患について」と題し、動脈瘤の素因となる生活習慣病について、発見するためのポイントや当院での治療法についてお話しいたしました。 後半は参加された先生方から「下肢静脈瘤の疑いのある患者様の紹介するタイミングは?」など、ご質問に対する意見交換等を行いました。終わりに村田聖一郎主任部長より、 4月からの新たな診療体制(医師増員)についてお伝えし、新入局の先生方からも一言ずつ挨拶させていただいた、とても有意義なカンファレンスでした。


地域医療推進カンファレンス【心臓血管外科】実施のご報告

3月30(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 3月30日(水)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演『大動脈瘤と末梢動静脈疾患について』 心臓血管外科 数野 圭
2. 質疑応答
3. 意見交換

前半は数野医師より「大動脈瘤と末梢動静脈疾患について」と題し、動脈瘤の素因となる生活習慣病について、発見するためのポイントや当院での治療法についてお話し致しました。 後半は「腹部大動脈瘤を発見するに当たり触診のポイントは?」等の質問をいただき、参加された先生方との意見交換が行われました。 終わりに村田聖一郎主任部長から4月からの診療体制(医師増員)について、外来日以外にも院内に医師はいるので、お困りの際は、いつでもご相談くださいとお話しさせていただきました。


地域医療推進カンファレンス【腎臓外科】実施のご報告

2月24(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 2月24日(水)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演『腎不全に対する集学的治療』 腎臓外科 川瀬友則 診療部長
2. 質疑応答
3. 意見交換

前半は腎臓外科診療部長の川瀬より「腎不全に対する集学的治療」と題し、腎移植に関する当院の取り組みについてお話し致しました。 後半は「糖尿病性腎症の患者は何科に紹介すればいいのか?透析時穿刺困難な場合は?」等の質問をいただき、参加された方々との意見交換が行われました。 また当院の透析室も見学いただき、透析室スタッフとの交流も図ることができた、とても有意義なカンファレンスでした。


次回は3月30日(水)に心臓血管外科によるカンファレンスを開催予定です。

地域医療推進カンファレンス【腎臓内科】実施のご報告

1月27日(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顔を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 1月27日(水)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 B館1階 ミーティングルーム
内容 1. 講演 『CKDの診療管理から腎代替療法の導入まで』 腎臓内科 塚本 雄介 副院長
2. 質疑応答
3. 意見交換

前半は当院の塚本雄介副院長より、「CKDの診療管理から腎代替療法の導入まで」と題し、CKD患者様の薬剤選択や、当院における取り組みについてお話し致しました。 後半の意見交換の場では、現在開業医の先生方が診ている実際の症例について意見交換が行われました。「αブロッカーの開始時期は?」、「中度腎障害患者に対しての薬剤選択について」などの具体的な質問があり、とても有意義なカンファレンスでした。


次回は2月24日(水)に腎臓外科によるカンファレンスを開催予定です。

地域医療推進カンファレンス【呼吸器外科】実施のご報告

12月16日(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顔を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 12月16日(水)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演 『睡眠時無呼吸症候群の取り組み』 呼吸器外科 SASセンター長 高橋 保博
2. 質疑応答
3. 意見交換

前半は、高橋保博医師(SASセンター長)から、睡眠時無呼吸症候群の歴史や治療と、当院における取り組みについてお話し致しました。 後半は「C-PAPとマウスピースはどちらを進めた方が良いのか?」「睡眠時無呼吸症候群の簡易検査に対して解析のポイントは?」などの具体的な質問があり、とても有意義なカンファレンスでした。


次回は1月27日(水)に腎臓内科によるカンファレンスを開催予定です。

地域医療推進カンファレンス【脳神経外科】実施のご報告

11月24日(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 11月24日(水)19:45~20:45
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 挨拶 脳神経外科 診療部長 三浦 直久
2. 講演 『急を要する中枢性疾患~見逃しやすい脳卒中を含めて~』 脳神経外科 医員 乙供 大樹
3. 質疑応答
4. 意見交換

前半は脳神経外科 三浦直久診療部長の挨拶に始まり、乙供大樹医師による中枢性疾患(一過性脳虚血発作・脳梗塞・脳出血)について、 実際の症例を交えながら講演致しました。 後半の質疑応答では、診療に関する意見交換のみならず、病院機能分化において重要である 紹介・逆紹介については、さらに推進していくことをお伝え致しました。


次回は12月16日(水)に呼吸器外科によるカンファレンスを開催予定です。

地域医療推進カンファレンス【消化器内科】実施のご報告

10月21日(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催致しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 10月21日(水)19:45~20:45
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 挨拶 消化器内科 診療部長 市川 武 2. 講演 『消化器疾患の最近の話題について』 消化器内科 医員 青木 いづみ
3. 質疑応答
4. 意見交換

前半は消化器内科 市川武診療部長の挨拶に始まり、青木いづみ医長によるC型肝炎治療や最近の話題である「特発性腸間膜静脈硬化症」について 実際の症例を交えながら講演致しました。後半の質疑応答では、漢方の有効性やC型肝炎患者の治療方針など具体的な質問があがり、市川部長と 青木医長は自身の見解や診断のポイント等をお話し致しました。また診療に関する意見交換のみならず、病院機能分化において重要である 紹介・逆紹介については、さらに推進していくことをお伝え致しました。


次回は11月24日(水)に脳神経外科によるカンファレンスを開催予定です。

地域医療推進カンファレンス【循環器内科】実施のご報告

9月16日(水)、シームレスな連携の強化および当院の医師との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顔を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 9月16日(水)19:45~20:45
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演 『なぜ今フットケアが大事なのか?~当院におけるフットケアの取り組み~』 循環器内科 医員 尾崎 俊介
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換

当日は医師以外にも看護師やコメディカルを含む24名の方々に参加いただき、地域医療機関のフットケアへの関心の高さを窺うことができました。 当院からは循環器内科の太田洋主任部長、外科の鳥居博子医師、循環器内科の尾崎俊介医師がフットケアチームとして参加し、前半のカンファレンスでは太田部長の挨拶に始まり、 尾崎医師による「第二の心臓」と言われている足に関して、当院の取り組みを実際の症例を交えながら講演を行いました。 後半は日頃より困っている循環器疾患について意見交換を行い、病院機能分化において重要である紹介・逆紹介については、さらに推進していくことをお伝えしました。


次回は10月21日(水)に消化器内科によるカンファレンスを開催予定です。

過去実施報告

過去の地域医療推進カンファレンス実施報告はこちらよりご覧ください。

地域医療推進カンファレンス【リウマチ科】実施のご報告

8月25日(火)、シームレスな連携の強化および当院のリウマチ科医との意見交換等を目的に地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催しました。 日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換を行うことで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 8月25日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
内容 1. 講演 『超音波検査を利用したリウマチ科診療』 リウマチ科 医員 原田 修次
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換

前半部分は原田医師による講演を行い、原田医師が得意とする超音波検査を用いた診療や、当院リウマチ科の診療領域等を中心に、後半部分は質疑応答による意見交換を実施しました。 先生方からは具体的な質問(多発性筋痛症の診断、合併症の多い患者に対しての処方内容)もあり、原田医師は自身の見解や診断のポイント等をお伝えしました。また診療に関する意見交換のみならず、 「リウマチ疾患でお困りでしたら、まずご紹介下さい。必ず当院での検査結果と合わせて逆紹介いたします」と機能分化についても、当院の方向性についてお話しさせていただきました。


次回開催予定【9月16日(水)】の循環器内科によるカンファレンス『なぜ今フットケアが大事なのか?~当院におけるフットケアの取り組み~』では、顔の見える連携をさらに強化していきたいと思います。

地域医療推進カンファレンス【呼吸器内科】実施のご報告

7月28日(火)、シームレスな連携の強化および当院の呼吸器内科医との意見交換等を目的に地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催しました。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換を行うことで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 7月28日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 1. 講演 『肺炎球菌ワクチンの話題』 呼吸器内科 診療部長 高尾匡
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換

前半部分は高尾部長より、日本人の死因第3位である「肺炎」に関して、ワクチンの話題や日常生活で心がけること等をお話しし、後半部分は質疑応答による意見交換を実施しました。主な内容は、肺炎球菌ワクチンの予防接種や、開業医の先生方が日頃お困りの呼吸器疾患症例が中心でした。患者さんの紹介や逆紹介について高尾部長は、「呼吸器疾患でお困りの際は当院へ紹介していただき、病状が落ち着いたら必ず逆紹介します」と機能分化についても、当院の方向性についてお話しさせていただきました。


次回のカンファレンスも顔の見える連携をさらに強化していきたいと思います。

地域医療推進カンファレンス【耳鼻咽喉科】実施のご報告

6月30日(火)、シームレスな連携の強化および当院の耳鼻咽喉科医との意見交換等を目的に、平成27年に入り5回目となる地域医療機関を対象としたカンファレンスを開催しました。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の耳鼻咽喉科医が実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 6月30日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 1. 講演 『副鼻腔炎の最新の手術と昔の手術の比較』 耳鼻咽喉科 診療部長 高野 信也
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換

参加人数4名に対し、前半は副鼻腔炎の手術について動画を交え説明し、後半は質疑応答を中心に、実際の入院期間や当院で対応可能な疾患に関して意見交換等を実施いたしました。高野部長は自身の診療方針や診療に関するアドバイスだけではなく、病院機能分化において重要である逆紹介についてもお話されていました。


来月の7月28日(火)にカンファレンスを担当する呼吸器内科では、「話し合いの場」をより重点化し、紹介・逆紹介がさらに円滑に推進できるよう、顔の見える連携をさらに強化していきたいと思います。

地域医療推進カンファレンス【腎臓内科】実施のご報告

5月26日(火)、シームレスな連携の強化および当院の腎臓内科医との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方と、当院の医師が実際に顏を合わせて意見交換を行うことで、既存のパイプをさらに太くすることができました。

日時 5月26日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 1. 講演 『CKDにおける薬剤の選択~薬剤による腎機能障害~』 腎臓内科 副院長 塚本 雄介
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換
参加
医師
腎臓内科診療部長 金子 修三
腎臓内科医員 今井 惠理

塚本副院長は講演が始まる前に先生方と名刺を交換され、日頃の感謝をお伝えし、ときおりユーモアを交えながら講演は進められ、会場内が温まり始めると、塚本副院長は「CKDに対する薬剤の選択」と題した専門的な内容を展開され、多くの先生方がメモを取られていました。約50分間の講演終了後は質疑応答に移り「かかりつけの患者に対して薬剤の使い方はどうすればよいのか」など多くの質問を受け、他にも「低たんぱくの食事を積極的に進めたほうが良いのか」「高血圧で尿蛋白異常の患者をどうすればよいか」といったものがあり、塚本副院長と金子部長は自身の診療方針だけでなく、診療に対するアドバイスもお話しさせていただきました。患者さんの紹介や逆紹介について塚本副院長は、開業医の先生方がお困りになった時にいつでもご紹介ください、そして治療が安定した患者さんについては逆紹介することをお伝えしました。今回のカンファレンスは、時間が延長する程の盛り上がりをみせ、貴重な意見交換の場となりました。次回のカンファレンスも顔の見える連携をさらに強化していきたいと思います。


地域医療推進カンファレンス【呼吸器外科】実施のご報告

4月20日(月)、シームレスな連携の強化および当院の呼吸器外科医との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている開業医と、当院の呼吸器外科医が実際に顏を合わせて意見交換することで、既存のパイプをさらに太くすることができた。

日時 平成27年4月20日(月)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 1. 講演 『肺癌の外科治療』 呼吸器外科医員 小林 零
2. 講演に対する質疑応答
3. 意見交換
参加
医師
呼吸器外科部長 川野 亮二
呼吸器外科医員 高橋 保博、小笠原 加奈

当日は悪天候のためかキャンセルも多く、平成27年から開始したカンファレンス(3回目)では最も参加者が少なかったが、限られた時間の中で大変有意義な場を共有することができた。


前半は小林医長による症例検討を行い、主に肺癌の外科治療についてPRし、続いて後半はご参加いただいた開業医の先生と小林医長による意見交換の場とし、小林医長がご参加いただいた先生方へ質問をする形式で進めた。
先生方からは、「呼吸器疾患の患者で治療に難渋しているので、治療方針を教えてほしい」「紹介先を呼吸器内科にすべきか呼吸器外科にすべきか迷うので、その時はどうすればよいのか」といった質問があり、小林医長は、必要に応じてこちら側で内科的なのか、外科的なのかを判断し、院内で連携をとりますのでご安心くださいと返答した。
また、当院の取り組み強化事項でもある逆紹介についても、活発な意見交換ができたと思う。
今後もカンファレンスを継続的に開催し、顔の見える連携を充実させ、地域開業医との関係をより深くしていく。

地域医療推進カンファレンス【外科】実施のご報告

3月17日(火)、シームレスな連携を強化することと、開業医と当院の外科医師との意見交換等を目的とし、地域医療機関の開業医を対象としたカンファレンスを開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている開業医と、当院の外科医師が実際に顔を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができた。

日時 平成27年3月17日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院
講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 『他院よりご紹介いただいた逆流性食道炎に対する外科的治療』
1. 講演(仲本 博史医師)
2. 質疑応答
3. 意見交換(座長:黒崎 哲也医師)

当日は、開業医から5名、当院外科からは講演者を含め9名の医師が参加し、予定参加人数より少ない人数であったが、1時間という限られた時間の中で、大変有意義な場を共有することができた。カンファレンスは、ランチョンセミナー形式で行い、開業医のみなさまには軽食をとりながら講演を聞いていただいた。


前半は仲本医師による症例検討を行い、逆流性食道炎に対する治療は薬物治療で十分な効果が得られない場合、外科治療での対応が可能であることをPRした。具体的には2つの症例を提示し、腹腔鏡下噴門形成術を行い、2泊から3泊の入院期間であること、術後も良好であることを説明した。
後半では参加された開業医と当院の外科医師による意見交換を行った。意見交換では、座長である黒崎部長が、参加された開業医へ質問をする形式で進行役を務めた。黒崎部長が紹介や逆紹介についての質問を投げかけ、それに対して開業医が意見を述べ、そして当院の外科医師がそれに対応するという流れであった。参加人数が少数のため、開業医全員が発言でき活発な意見を交わすことができた。
今後も定期的にカンファレンスを行うことで、顔の見える連携が実現し、地域医療機関と当院との関係がより深くなるようにしていきたい。

症例検討会【整形外科】実施のご報告

地域医療機関の開業医を対象とした症例検討会を、シームレスな連携の強化、当院の整形外科医師との意見交換等を目的に開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている先生方に対し、当院の整形外科医師と実際に顏を合わせて意見交換をすることで、既存のパイプをさらに太くすることができた会となった。

日時 平成27年1月27日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院
講堂(B-C館連絡通路入口)
内容 『最近遭遇した診断に苦慮する例と当院で行っている治療について』
整形外科部長 湯朝 信博 先生

〇苦慮する症例
 ①「C1、C2に生じた骨融解性病変」
 ②「高齢者の骨折を伴わない股関節痛」

〇当院で行っている治療
 ①「小侵襲による人工股関節置換術」
 ②「内側広筋下侵入TKA」
 ③「筋腱切離をしない仰臥位前外側侵入人工股関節について」

冒頭の挨拶では、整形外科医長である村上医師が日頃の感謝の意と、「症例検討を通じて有意義な意見交換ができれば幸いです」と述べた。症例検討は、ランチョンセミナー形式で行い、先生方には軽食をとりながら湯朝部長の講演を聴いていただいた。参加人数は、開業医から10名、当院の整形外科から講演者を除き7名の医師と研修医1名が参加した。約1時間の講演ではあったが、先生方からは積極的な質問があり、湯朝部長や他の整形外科医師が対応した。検討会終了後は名刺交換をするなど、今まで以上の信頼関係を構築することができたと感じた。
今後もこのような会を継続させ、顔の見える連携により、地域医療機関と当院との関係がより深くなるようにしていきたい。

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