看護学科について
看護学科について
看護学科(3年課程)とは…
~0から自分を磨き、看護師に必要な知識・技術・心を身につける~
看護学科は1学年1学年2クラス(40人×2)です。3年間という時間を同じ仲間と過ごし、ともに励まし合いながら学校生活を送っていきます。その中で強い絆が生まれ、
助け合う精神や相手を思いやる心が育まれます。入学から2年間は基礎や専門的な知識を身につけるための講義と学内演習、基礎看護学実習を行います。
また、2年生の後半には、成人看護学・精神看護学・老年看護学実習が始まります。
3年生になると専門領域実習を通し、これまで学んできた知識を統合させ、本格的に看護についての学習を深めていきます。
患者さまの笑顔に、時に励まされ、喜びや感動を胸に、一歩ずつ看護師へと成長していきます。
受験資格
- 高等学校卒業者・高等学校卒業見込み者
- 高等学校卒業程度認定試験合格者
教育課程の構造図
教育課程の考え方
基礎分野は専門基礎分野、専門分野の基礎として位置づけています。 専門分野Ⅰ(基礎看護学)は基礎分野、専門基礎分野に続く土台であり、専門分野Ⅱと統合分野の基盤となるものと考えています。 専門分野Ⅱでは「精神看護学」を基盤とし、臨地実習も他の実習に先行させ、自己洞察を含め人間の心の理解ができた後に発達段階に応じた「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」、性を支柱とした「母性看護学」を配置します。 統合分野の「在宅看護論」では専門分野Ⅱで学んだ看護をもとに、地域で療養する人々と家族への看護の基礎を学びます。 総仕上げとしての「看護の統合と実践」は終盤に配置し、臨地実習も実務に即した実習ができるよう3年次の最後に配置します。 このように学習を積み上げることによって看護観が醸成されると考え、最終的に自己の集大成としてケースレポートで看護観が表現できるようにしたいと考えます。
国家試験合格状況
毎年、合格率は、全国平均を上回り学生の努力と教員のサポートが功を奏しています。
この高い合格率の背景には、国家試験対策として充実した補習講義模擬試験をはじめ、経験豊富な教員による、学生一人ひとりの能力や習熟度に応じた徹底した
個別指導体制があります。また、国家試験の前には在校生主催の激励会が催されます。
受験に臨む緊張感や不安感いっぱいの気持ちを和らげ、学校全体が心をひとつにして国家試験に挑みます。
前年度は、コロナ禍で初めての国家試験。対策も試行錯誤しながらの挑戦でした。試験当日の発熱や体調不良者は”ゼロ”。学生全員が、国家試験に挑戦致しました。
第一学科
年度 | 合格率 | 全国平均 |
---|---|---|
平成26年度 | 100.0% | 90.0% |
平成27年度 | 97.4% | 89.4% |
平成28年度 | 100.0% | 88.5% |
平成29年度 | 100.0% | 91.0% |
平成30年度 | 95.7% | 89.3% |
令和1年度 | 98.4% | 89.2% |
令和2年度 | 97.5% | 90.4% |
実習について
親切なスタッフに見守られ、同グループ内の病院で臨地実習
成人看護学や老年看護学、精神看護学、母性看護学など、病院での臨地実習は最新の医療機器が揃い、
本校の卒業生の多くが勤務する板橋中央総合病院、高島平中央総合病院、西八王子病院、明理会中央総合病院等で行います。
学生の受入に慣れたスタッフの親切な指導のもと、患者さまとふれあい、学校の授業では得ることのできない貴重な経験を積みます。
また、小児看護学は、イムス富士見総合病院(第1学科)、心身障害児総合医療療育センター(第2学科)等で行います。
実習病院
- 板橋中央総合病院
- 高島平中央総合病院
- 明理会中央総合病院
- 西八王子病院
- 成増厚生病院
- イムス記念病院
- イムス板橋リハビリテーション病院
- 埼玉セントラル病院
- 板橋ロイヤルケアセンター
- 葛飾ロイヤルケアセンター
- イムス富士見総合病院
- 心身障害児総合医療療育センター
- いずみの苑 等