スタッフインタビュー
Staff Interview

我孫子ロイヤルケアセンターで働くスタッフ達によるインタビューです。

我孫子ロイヤルケアセンターをもっと知ってほしい

今回は、支援相談員7名の座談会を通じて、
これから支援相談員を目指す方や介護施設を探している方に向けたインタビューです。
支援相談員の役割ややりがいについて話してもらいました。

石元 梨奈
(支援相談員 責任者)
22年目
小林 正和
(通所リハビリ担当)
11年目
上村 直士
(認知専門棟担当)
5年目
刈山 恵利佳
(一般棟担当)
5年目
和田 美言
(通所リハビリ担当)
3年目
喜多 瑞希
(一般棟担当)
2年目
小田 英生
(一般棟担当)
2年目
きっかけ 〜老健・我孫子ロイヤルケアセンターを選んだ理由〜

上 村: 私は大学時代に、病院と介護老人保健センター(老健)で実習をしました。
実習の経験から老健で働きたいと思い、そこで働く為には、社会福祉士の資格をとるべきだと考え、そこから真面目に勉強しました。
老健に決めた理由は、利用者様とかかわる時間が病院よりも長かったからです。
病院の実習で覚えていることは、患者様との面談、ご家族様との面談などいろいろな場面に参加出来てとても魅力的だったという事です。しかし自分の知識でついていけるかどうか?と少し不安になったことを覚えています。 

大 野: 私は、病院と特別養護老人ホーム(特養)で実習をしました。
私も上村君と一緒で、利用者様とかかわる時間の長さが老健に決めた理由でした。
我孫子ロイヤルケアセンターに決めた理由は、説明会でとても丁寧な説明を受けて、実際に施設をみてみたいと思い見学したことがきっかけです。
施設見学で一番印象に残っているのは、職員の方たちが明るかった事です。
説明してくれた先輩の支援相談員だけでなく、他の職員の方たちも声をかけてくれました。
あの時の印象は、今も変わっていません。
部署が違うからといった職種の垣根のようなものを感じたことはありません。

上 村: 私は施設に見学にきて、入所している利用者様をみて、我孫子ロイヤルケアセンターに決めました。
3Fの在宅復帰を目指す利用者様は、身体機能が高く、「入所している利用者様」には見えませんでした。2Fの認知症の方、4Fの長期療養の方と利用者様の状況も目的・希望も様々でした。時間をかけて、在宅復帰や認知症など色々な利用者様とかかわっていきたいと思いました。

病院と老人保健施設(老健)の違いとは?

石元: 病院と老健の大きな違いは、2つあります。
1つ目は、大野さんや上村君が話をしたように 利用者様とかかわる時間です。
病院で治療中の患者様はご自身の希望が言えない場合が多くあります。
その為、病院で勤務していた時は、「退院日」という治療が終わる日に合わせて、家族様の希望を重視して支援をしていたように感じます。
自宅に帰れない患者様は、退院日までに他の施設へ紹介する事に必死になっていたように感じます。
しかし老健は、入所する前の相談から利用者様と家族にかかわります。 また、利用者様は病気ではないので、多くの方はご自身の希望を話されます。 入所相談から入所そして施設を退所した後の在宅中までと長い時間をかけてかかわる時間があります。

2つ目は、 経験出来る数です。
病院は、老健に比べると救急や治療を目的として多くの人が入院されます。 そのため、かかわる人の数も多く、より多くの経験を積むことが出来ます。
病院でいろいろな方法を自分で考えて、たくさんの経験できた事は自分自身の自信につながっています。この2つか病院と老健の大きな違いです。

在宅復帰と地域貢献

小林: 通所リハビリテーションでは、ご自宅で生活されている利用者様に対して、リハビリテーションや入浴、食事といったサービスを提供しています。
『外出の頻度が減って歩きにくくなった』『自宅での入浴が大変になった』『家で転ぶことが増えてきた』『退院(退所)した後もリハビリテーションを続けていきたい』など、皆様、通い始めるきっかけは様々です。その中で、特に居宅介護支援事業所のケアマネージャーとの連携が重要だと考えています。日頃からケアマネージャーとの繋がりを大切にし、困った時に気軽に相談できる関係性を築けるよう日々の業務に臨んでいます。
以前、当施設に寝たきりの状態で入所された方がいらっしゃいました。ご本人の努力もあって、歩行器を使用して歩けるようになり在宅復帰。その後、リハビリテーションや入浴を目的に通所リハビリテーションをご利用されました。今は卒業されておりますが、その際に「また困った時にはよろしくね」とお話しされていたことを覚えています。
当施設があることで、自宅での生活に安心感を覚えていただけることは、とても喜ばしいことです。利用者様や居宅介護支援事業所のケアマネージャーからの『今、使いたい』という想いに応えていくことで、地域に貢献していきたいと考えています。

求められる支援相談員とは?

石元: 誰の為の支援なのか?を考えて行動できる支援相談員になってほしいです。
そのためには、利用者様の希望を聞いて、実現できるようにはたらきがける支援相談員に なってほしいです。

我孫子ロイヤルケアセンターの支援相談員は、6名体制です。
1人で考えるよりも、 他の支援相談員と案を出しあう事でよいよいかかわりが出来ます。 さらにリハビリ職、介護、看護などの意見を聞く事でより利用者様の希望を実現できるようになります。

リハビリや介護を続けていく中で、利用者様や家族の希望は変わっていきます。 そんな中でいつでも利用者様や家族と向きあい、希望を聞いて実現できるように働きがける支援相談員になってほしいと思います。そして、そんな支援が出来るように指導しています。

利用者様とのかかわり~やりがい~

刈 山: 私が担当している利用者様は、90代でご家族も90代と高齢です。
この利用者様の趣味は鉄道で、ご自宅に訪問した際に趣味の部屋を拝見しました。
部屋中が鉄道であふれ、利用者様の趣味の深さを感じました。

利用者様は、鉄道の話を楽しく嬉しそうに話されます。
利用者様の希望は、これまでのように、趣味の鉄道にふれて生活する事です。 そのために立ち上がりや1人でトイレに行けるようにリハビリをおこなっています。

家族も利用者様の不在を寂しく思っており、一緒にいたいと思っています。
しかし、利用者様が家で転倒してしまうのでは?何かあった時にどうすれば? と不安を抱えています。

まだ支援の取り組みの途中ですが 利用者様の希望に沿い、家族の不安が少なくなる為に、自分に出来ることは何か?と 一緒に考えて行動したいと思います。   

大野: 入所相談の際、本人やご家族様は強い不安を抱えて施設に来ます。
施設のことや介護保険の事は全く知らず、誰かから「行ってくださいと言われた」といって、来所される方が多くいます。
介護保険は、高齢の方にはとても複雑です。どうすれば何が出来るのか?という事も分からず、身近な人が介護を必要になる事に不安を感じない人はいないと思います。
来所した時には不安で曇っていた顔が、相談をした後に表情が明るくなっていた時、 自分自身の言葉がその人の悩みを少なくできたのだと実感します。
そして、支援相談員としてのやりがいを感じます。
その時は利用に繋がらなくても、利用者様が年を重ねて、いつか利用につながる事もあると思っています。

支援相談を目指す方へ

石 元: 病院にいたからこそわかる事ですが、病院では病衣を着て、寝ていて、その方は病人に見えます。
しかし、その方が、老健に来て、病衣から普段着に着替えるだけで見違えて見えます。
さらに施設から自宅に帰られ、デイケアに来た姿を見るとさらに見違えて見えます。
環境によって人がいきいきと良いほうに変わっていくことを見たときにとてもうれしく感じます。そんな喜びを感じれるチームを作り、支援していきます。

職場見学・職場体験について

石 元: 自分の将来を決める為に、見学・体験はとても大切です。
我孫子ロイヤルケアセンターは、見学のほかに1日の体験を実施しています。
実際にチームに入って、1日の流れの中で利用者様と接し、我孫子ロイヤルケアセンターの 支援相談員の業務を感じてください。

皆さんの大切な将来の為、 日数、時間、方法・・・出来る限り希望に沿うように調整していきます

ありがとうございました!!

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