IMSグループ医療法人社団明芳会 イムス東京葛飾総合病院

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診療科目

消化器内科

Gastroenterology

消化器内科について

地域の皆様の御要望を真摯に受け止めた、きめ細かな医療を提供します。

消化器内科歴10年以上の医師および新葛飾病院から共に働いてきた内視鏡・病棟スタッフとの 抜群のチームワークで、的確な緊急時対応と、最新知見を踏まえた先進医療の提供を目指します。

内視鏡検査・内視鏡治療

当院の内視鏡センターでは最新のOLYMPUS社製EVIS LUCERA290シリーズを全検査ブースで導入しました。通常の上部・下部消化管内視鏡検査では全例NBI+拡大検査による精密検査が可能であり病変の早期発見に寄与すると考えています。ご希望に応じ経鼻内視鏡による検査も行っていますが検査精度が低下するため通常は経口内視鏡検査をお勧めしています。また患者様のご希望により鎮静剤使用下検査に積極的に対応し、苦痛の少ない内視鏡検査が可能となりましたが、鎮静剤使用後は車両の運転や細かい作業に制限が有りますのでスケジュールに十分に余裕をもって検査をお受けくださいますようお願いします。当科では内視鏡手術である、食道・胃・大腸粘膜剥離術(ESD)、胃・大腸ポリープ切除術(ポリペクトミー・EMR)も随時施行しており、大腸ポリープに関してはポリープのサイズや形態に応じ当日の日帰りポリープ治療(cold polypectomy)も行っています。上下部消化管出血に対する内視鏡的止血術も可能な限り対応していきます。また炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病等)に対しても、正確な診断を心掛け5-ASA,ステロイド製剤、TNF-α製剤等による薬物治療を導入していきます。

また、当センター内に透視下内視鏡室を併設しており、透視を併用したERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)、消化管ステント留置術、消化管バルーン拡張術、食道静脈瘤硬化療法などを速やかにかつ高精度に施行可能です。

ウイルス性肝炎・肝胆膵疾患

C型慢性肝炎治療は、2012年より臨床適応が始まったHCV特異的抗ウイルス剤(DAAs:Direct acting antivirals)の登場で、かつてPeg-IFN/RVB併用療法で約50%しか治らなかったgenotype 1でも、現在ではIFNフリーDAAs併用療法で、殆ど副作用なく、約95%以上の治癒が目指せる時代に突入しました。これらの治療は高額診療となりますが、患者様には東京都の医療費助成制度を利用して頂くことで、収入の範囲内での治療をご提案します。
C型慢性肝炎だけでなくB型慢性肝炎の医療費助成のサポートも行い、ガイドラインに基づいた核酸アナログ等による治療を行います。また他の肝胆膵疾患(自己免疫性肝炎AIH、原発性胆汁性胆管炎PBC、IgG4関連疾患など)についても、診断および慢性期のフォローを積極的に行います。
また肝・胆道・膵臓悪性腫瘍に対しては当院外科と綿密に連携を取り、症例に応じ外科的手術やRFA(経皮的ラジオ波焼灼療法)、TACE(経皮的動脈化学塞栓術)等の内科的治療を導入していく予定です。

悪性腫瘍(がん)治療

高齢化に伴い、悪性腫瘍でご受診頂く患者様も増加傾向にあります。当院では、東芝Aquilion One, 320列のMD-CTやVantaege Titanシリーズの1.5テスラMRI等最新の画像診断機器を導入しており、精度の高い画像診断が可能となりました。
悪性腫瘍が発見された場合は、当院の消化器外科と合同カンファレンスで協議を行いガイドラインに沿って治療方針を決定します。また抗癌剤治療が必要となった際も、可能な限り外来化学療法室で日帰り化学療法を導入していきます。
緩和ケアが必要となった際も、コメディカルと連携をとり、患者様のご希望に沿うような医療サポートを提供して参ります。

医師紹介

 

部長
井利 雅信
いり まさのぶ

経歴 昭和63年 大阪医科大学卒業
認定・資格 医学博士
日本内科学会認定医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医関東支部評価議員
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本超音波医学会専門医・指導医
日本肝臓学会専門医・指導医
日本胆道学会指導医
日本がん治療認定医機構認定医暫定教育医
東京都肝炎医療コーディネーター
 

医員
吉野 信哉
よしの しんや

経歴 平成4年 大分医科大学卒業
認定・資格 東京都難病指定医
 

医員
徳弘 直紀
とくひろ なおき

経歴 昭和62年 日本大学卒業
認定・資格 日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

外来スケジュール

担当医表は横にスクロールできます。

診療受付時間
 
AM
8:00~11:30
診察開始時間
9:00~
臺藏 綾霞
(受付11:30迄)
井利 雅信
(受付11:30迄)
徳弘 直紀
(受付11:30迄)
徳弘 直紀
(受付11:30迄)
PM
13:00~16:00
診察開始時間
14:00~
徳弘 直紀 吉野 信哉
(受付16:00迄)
井利 雅信
(受付16:00迄)

【予約制】※当科では予約制を導入しておりますが、予約外でも受付致しますのでご連絡ください。

休診・代診情報

2024年2月29日更新

現在、当科の休診・代診情報はございません

消化器内科手術実績(直近2年分 2018~2022年度)

上部

※表は横にスクロールします。

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
食道ファイバースコピー 9 4 4 9 3
胃・十二指腸ファイバースコピー 1,868 2,192 2,057 2,142 2,193
食道狭窄拡張術(内視鏡によるもの) 2 1 1 0 0
食道ステント留置術 0 2 2 4 5
食道狭窄拡張術(拡張用バルーンによるもの) 2 0 4 5 0
食道早期悪性腫瘍粘膜切除術(食道EMR) 0 0 0 0 0
早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(食道ESD) 1 0 2 3 0
食道・胃静脈瘤硬化療法(EIS) 5 4 0 0 0
食道・胃静脈瘤硬化療法(EVL) 0 0 0 0 0
内視鏡的胃、十二指腸ステント留置術 0 3 3 1 1
胃早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術(胃ESD) 14 14 15 32 16
胃早期悪性腫瘍粘膜(胃EMR) 2 4 1 1 0
その他のポリープ・粘膜切除術(胃EMR) 0 2 0 0 0
内視鏡的消化管止血術 65 58 48 47 34
内視鏡的胃、十二指腸狭窄拡張術 5 2 0 5 0
内視鏡的食道及び胃内異物摘出術 7 14 8 7 7
胃瘻造設 37 48 44 37 27
内視鏡下嚥下機能 5 3 0 4 0
合計 2,022 2,351 2,189 2,297 2,286
下部
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
直腸ファイバースコピー 24 27 26 35 39
S状結腸ファイバースコピー 32 35 42 41 45
下行結腸及び横行結腸 20 26 17 17 16
上行結腸及び盲腸 672 735 762 854 868
大腸ポリープ切除術 長径2㎝未満(EMR) 164 175 108 134 168
大腸ポリープ切除術 長径2㎝以上(EMR) 33 30 17 29 35
大腸ポリープ切除術 (cold) 187 290 190 200 270
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術(大腸ESD) 13 7 13 14 9
小腸結腸内視鏡的止血術 30 25 47 51 18
小腸結腸狭窄部拡張術(内視鏡によるもの) 0 0 1 0 1
内視鏡的結腸異物摘出術 1 0 0 2 2
下部消化管ステント留置術 11 16 27 26 14
内視鏡的結腸軸捻転解除術 6 3 2 6 6
合計 1,193 1,369 1,252 1,409 1,491
ERCP
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
内視鏡的胆道結石除去術(砕石を伴うもの) 11 24 14 16 13
内視鏡的胆道結石除去術(その他のもの) 2 8 6 2 5
内視鏡的胆道拡張術 8 1 0 0 1
内視鏡的乳頭切開術(切開のみのもの) 0 3 3 1 0
内視鏡的乳頭切開術(砕石を伴うもの) 10 22 14 8 15
内視鏡的胆道ステント留置術(ERBD) 95 118 126 145 116
内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 1 0 1 0 0
内視鏡的膵管ステント留置術 4 5 0 2 4
合計 131 181 164 174 154
胃瘻・腸瘻 挿入・交換
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
胃瘻交換
(経管栄養・薬剤投与用カテーテル交換法)
37 71 53 47 58
feeding tube 交換 5 7 1 0 0
feeding tube 挿入 1 0 1 1 0
イレウス用ロングチューブ挿入法 36 36 29 24 41
合計 79 114 84 72 99
2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
総合計 3,425 4,015 3,689 3,952 4,030