当院について

リハビリ科紹介

所属長挨拶

超高齢化社会を迎え、複雑化した内部疾患やサルコぺニアなど有する患者様が増加しています。そのため多角的に幅広く障害像をとらえつつ、患者様それぞれに適した運動療法・退院支援を実施する必要に迫られています。特に透析患者様には病院全体で包括的アプローチを目指し、リスク管理や栄養指導、機能訓練を提供しており、理学療法士としての持てる力を出し切り患者様に従事させて頂いています。またリハビリ科のスタッフ一人ひとりが、臨床家としての力を発揮できる職場・人材づくりも目指して日々努力しております。患者のため、人のため、自分にできることは何か考え行動ができる社会人を目指します。

業務内容

リハビリ業務

当院では骨折、外傷、変形性疾患、脳血管障害、慢性腎不全などに対して、患者様の状況に合わせた機能回復訓練を実施しております。手術後の患者様では、手術翌日からリハビリテーションを開始することで日常生活への早期復帰を目指しています。また、近隣大学病院から多くの整形患者さま(骨折・ACL損傷や半月板損傷など)が外来リハビリを希望され、前十字靭帯損傷を中心に様々な競技に対して競技復帰、再発予防、パフォーマンス向上に対応させて頂いております。患者様個人個人に合わせたゴールに向けてセラピストが様々な手技を活かしてプログラムを提案・指導し、早期の社会復帰やスポーツ復帰に向けたリハビリをお手伝いしています。

糖尿病教室

週に一度、30分程、糖尿病療養指導士の資格を有するスタッフが糖尿病に対する運動療法の効果と運動方法の指導を糖尿病治療対象の患者様に向けて実施しております。
糖尿病療養指導士は糖尿病治療にもっとも大切な自己管理(療養)を患者様に指導する医療スタッフです。

NSTチーム

当院では、NSTという栄養サポートチームがあり、医師・看護師・栄養管理士・薬剤師・理学療法士など他職種でチームを組み、嚥下機能が低下している患者様や栄養状態が不良である患者様を対象に週に一回の頻度で回診しております。嚥下機能や食事中の姿勢の評価を理学療法士が行い、他職種と情報共有し、患者様を考慮しながら、ベストな栄養サポートを考えていける環境です。

リハビリカンファレンス

リハビリカンファレンスを月に6~7回病棟別にカンファレンスを実施し、看護師・MSW・理学療法士が主に実施しております。情報共有する場を設ける事で、患者様やご家族が望まれる退院や社会復帰を目指し、地域連携への介入をスムーズにしていける様に日々心がけております。

その他の取り組み

ご希望があれば、家屋調査による環境調査や設定を提案させていただいております。
また一般の患者様に向けた公開講座や、年2~3回当グループへの学会参加を推奨しています。新人研修は年1回行われる新人事例検討会への参加をしております。

求人

※新人教育は、実際の患者治療・見学を通して教育し、担当患者ごとにバイザーをつけスタッフ全員で教育を行っています。
また、当院の糖尿病センターでは、糖尿病療養指導ならびに職員の糖尿病療養指導士の資格取得に力を入れています。理学療法士も受験資格対象であり、当院では糖尿病療養指導士の受験を積極的に推奨し、サポート(資格手当給付金有)しております。
詳しくは求人情報をご覧ください。
明るく楽しい職員がお待ちしております。