診療科のご案内

HOME > 病院のご紹介 > 部署紹介 > リハビリテーション科

リハビリテーション科

  • 概要
  • 理学療法部門
  • 作業療法部門
  • 言語聴覚療法部門

概要

当院は埼玉県春日部市にある地域最大規模の総合病院です。脳血管・運動器・呼吸器・心大血管Ⅰの施設基準を取得し、PT・OT・ST合わせて39名のスタッフがいます。急性期~慢性期まで多岐に渡り、様々な疾患の治療・訓練を行っています。
褥瘡、医療安全、感染対策委員会、フットケア、病棟カンファレンスなど他部門と連携したチーム医療を積極的に行っています。リハビリテーション科内では研修制度を設けて、外部の研修会・学会へ参加し伝達なども行っています。様々な学会に所属しているスタッフもいて、幅広い知識・技術を導入していきたいと考えています。

施設基準
運動器リハビリテーション
脳血管リハビリテーション
呼吸器リハビリテーション
心・大血管リハビリテーション
患者比率と主な対象疾患

整形疾患
大腿骨頸部骨折(人工骨頭術後)、変形性関節症(TKA術後)、脊柱管狭窄症、靭帯損傷後、頸椎症性頸髄症、各骨折後、肩関節周囲炎、アキレス腱断裂等、肩人工関節(リバース型等)
脳血管疾患
脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、末梢神経障害等
呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、間質性肺炎、慢性呼吸不全、誤嚥性肺炎等
心大血管疾患
急性心筋梗塞、狭心性、弁膜症、うっ血性心不全、末梢動脈疾患、心臓手術後(冠動脈バイパス術・弁置換術、人工血管術後)、動脈瘤、急性大動脈解離、閉塞性動脈硬化症(ASO:切断術後)等
その他
開腹術後、各種がん、
尿失禁患者の骨盤底筋体操(外来) 等

 
スタッフについて
スタッフ数 計50名が在籍
理学療法士 39名(経験年数:1年目~16年目)
作業療法士 4名(経験年数:5年目~15年目)
言語聴覚士 6名(経験年数:1年目~9年目)
事務スタッフ 1名
当科スタッフの出身校

群馬パース大学、国際医療福祉大学、つくば国際大学、埼玉県立大学、埼玉県立大学大学院、文京学院大学、目白大学、早稲田医療専門学校(現:人間総合科学大学)、埼玉県立大学 、埼玉県立大学大学院 、文京学院大学 、目白大学、早稲田医療専門学校(現:人間総合科学大学)、国立身体障害者リハビリテーションセンター(現:国立障害者リハビリテーションセンター)、帝京平成大学、東京都立保健科学大学(現:首都大学東京)、首都医校 、日本工学院専門学校(現:東京工科大学)、日本リハビリテーション専門学校、千葉・柏リハビリテーション学、新潟医療福祉大学、宮崎リハビリテーション学院、国際医療福祉大学(福岡保健医療学部)、東北文化学園大学

休み・出勤・シフト
  • 月9日休み 日祭日+平日(月単位のシフト)
    平日の公休日は概ね固定
    土曜日は研修で休みやすいよう配慮
  • 365日体制(日祭日の出勤は2年目より)
  • 1年に1度の長期休暇
研修制度
  • 年間で、公休日・有給休暇以外で研修日としての休みを取ることが出来きます。
  • 学会、研修会などの参加費、交通費などが支給されます。
  • 研修制度を利用した場合、他スタッフ向けに伝達講習会を行う。
妊産婦規定

当院のリハビテーション科では妊娠・出産を経て職場復帰をするスタッフが増えています。そこでリハビリテーション科では妊産婦規定を作成して、産前・産後でも無理なく働ける環境を整備ています。体調に合わせての業務量調整や、育児のために時間短縮勤務なども取り入れております。
現在、3名産休取得中です。

【妊婦さんからの一言】

山口 清香 言語聴覚士(平成19年入職 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院卒業)
2度目の妊娠を経験し、現在は時間短縮勤務制度を使用して仕事をしています。子供の急な体調不良時にも柔軟な対応をして頂き、周囲のスタッフの理解や協力を得ながら、仕事ができる環境に感謝しています。

新人教育体制

当科では、新しく入職したスタッフの技術向上のために、科内にて業務指導者(プリセプター)が前年度から毎年指導計画を立て、体系的な教育を図っております。

  • 客観的臨床能力試験(OSCE)
    リハビリテーション科内のスタッフ同士で、模擬的に練習し、評価を行います。
     

    (左)感染対策に関するOSCEの実施 (右)急変時の対応に関するOCSE

  • 新人教育チェックリスト
    リハビリテーション科スタッフとして必要な部分のチェックリストを作製し、指導管理をしております。
  • 新人教育の一環として、IMSグループ関連施設に施設見学を実施しています。
チーム医療:各病棟のカンファレンス・回診

当院では、各病棟でカンファレンスや回診に参加して情報を共有してチーム医療を展開しています。


循環器内科フットケアカンファ・回診(医師、看護師、リハ、ソーシャルワーカー)


脳脳神経外科病棟回診(医師、看護師、リハ、ソーシャルワーカー、栄養科、薬剤科)

退院支援

在宅への退院に向けて、家屋調査が必要な場合は自宅に伺い家屋調整していきます。また家屋調査時に家族や本人に退院時指導も合わせて行います。退院後の支援として併設する訪問看護ステーションと連携して、訪問リハビリテーションを退院後に継続して行う場合もあります。当院からの訪問リハビリテーションも適宜行っています。


家屋調査の場面

所属学会・認定資格など
所属学会・発表・外部講師など

■ 昨年度実績35演題 ■

  • 日本理学療法学術大会 発表、日本呼吸器学会 発表
  • 関東甲信越ブロック理学療法学会 発表、日本褥瘡学会 発表
  • 日本心臓リハビリテーション学会 発表
  • 世界創傷治癒学会 発表、下肢救済足病学会 発表
  • Experimental Biology  発表
  • 日本呼吸ケアリハビリテーション学会 発表
  • 埼玉サイコオンコロジー研究会 発表
  • 日本サイコオンコロジー学会 発表
  • 日本シーティングコンサルタント協会
  • IMS学会 発表
  • IMSリハビリテーション学会 発表
  • 日本呼吸器学会ケアカンファレンス実技指導
  • 埼玉心臓リハビリテーション研究会世話人  等
認定資格など
  • 呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士
  • 福祉住環境コーディネーター、がんのリハビリテーションコース修了
  • ボバース基礎コース修了、SJFコース修了、AKAコース修了
IMSグループ

当院はIMSグループに属する病院です。当科においてもIMSリハビリテーション学会やIMS学会、CMS学会等の学術集会や外部講師を招き、リハビリテーション研修会を実施しております。また、当科主催の研修会も開催しております。

「足病患者のリハビリテーション」
近隣の足病変患者がいる施設を集め研修会を行い、情報交換を行いました。

公開講座

春日部ふれあいキューブにて公開講座の講演場面
~「足部の機能と転倒予防」について~

リハビリテーション科の雰囲気

理学療法部門

理学療法とは

理学療法士は、患者様の疾病等により生じた身体機能を、主に運動療法を中心に基本動作の改善を図ります。

当科の理学療法の特色
  • 整形外科や脳神経外科疾患だけでなく、内部障害系疾患(呼吸器、循環器疾患)や開腹術後やがん患者様にも積極的な介入をさせていただいております。
  • 平成23年より靴外来診療開始に伴い、末梢動脈疾患や、糖尿病性足病変患者様、切断術後の患者様への積極的な介入を行っております。
  • フットケアについて、形成外科医や義肢装具士などと連携しています。


                              切断後の義足歩行訓練場面

  • 平成24年より呼吸器疾患の外来なども積極的に行っております。
  • 平成25年より、心肺運動負荷試験を導入し、適切な運動負荷による循環器疾患の外来リハビリテーションを行っております。
  • 再発予防で積極的に行っています。


心臓リハビリテーション室(左)心肺運動負荷試験の場面(右)

女性泌尿器科リハビリ外来

平成27年度より骨盤底筋群の筋力低下が原因で頻尿・尿もれ・骨盤内臓器脱を主症状とした女性を対象に個別で理学療法を実施しています。個室で限定した女性理学療法士が介入し症状改善、生活改善に対し対応しています。
個別の他に、集団での骨盤底筋体操を5~10人で月1回行っています。

スタッフから一言

係長:伊藤 勝
理学療法士(平成15年入職 早稲田医療専門学校卒業)
当院は急性期から慢性期まで、また多くの診療科からのリハビリテーションを行っています。
その為、多くの症例を経験でき幅広い臨床経験が積める病院だと思います。様々な症例に対応でき、志の高いリハのスペシャリストを増やして行きたいです。

主任:榊 聡子
理学療法士(平成14年入職 早稲田医療専門学校卒業)
当院は急性期~慢性期までの多くの疾患を経験できます。
今年度から新人教育プログラムを作成し、指導内容を充実させていきます。また妊産婦規定を作成し、長い間スタッフが務めやすいような環境作りを心がけております。

井上 翔太
理学療法士
(平成26年入職 群馬パース大学卒業)

他職種と連携して医療提供を行う事の必要性を改めて知る事ができ、チーム医療として自分の役割の重要性を日々感じています。医療人として自覚をしっかりと持ち患者様がより笑顔で安全に退院できるように貢献していきたいです。

樋口 雄哉
理学療法士
(平成27年入職 群馬パース大学)

リハビリテーション科内の雰囲気は とても良く、楽しく仕事をする事ができています。また様々な疾患に対してのリハビリテーションを実施している為、より良い臨床の力を得る事ができます。研究も盛んに行われているのでとても良い環境だと思います。

小川 亞子
理学療法士
(平成28年入職 国際医療福祉大学福岡保健医療学部卒業)

幅広い疾患を経験したいと思い入職しました。病院に入職して早1年が経過しましたが、まだまだ知識不足なので、これから興味のある分野を見つけて精進して行きたいと思います。

理学療法部門スタッフ認定士等取得者
心臓リハビリテーション指導士取得者 6名
3学会合同呼吸療法認定士取得者 5名
埼玉県立大学大学院前期課程修了者 2名

作業療法部門

作業療法とは

作業とは「意味と目的のある活動」のことで、作業療法では病気や事故によって身体に何かしらの障害を来した場合に、生活(意味と目的のある活動)を再構築するための援助を行います。

当科の作業療法の特色

当院では、身体麻痺や関節の動きの制限、後遺症、切断、認知症などによって身の回りのことが自立できなくなった方々へ、心身機能の改善や生活技能の改善を目的に作業療法を提供します。
また、退院に向けて退院前訪問指導(家屋調査)や家事練習、自助具の作成なども行っています。
心大血管疾患や循環器疾患、末梢血管疾患患者様への介入も積極的に行なっています。

スタッフから一言

小田 友隆
作業療法士(平26年入職 早稲田医療技術専門学校卒業)
当院では脳血管疾患患者を中心に整形外科・内科・心大血管・循環器疾患患者への作業療法を実施しています。総合病院ならではの様々な疾患に対応しているのが当院の作業療法の特徴です。今日、急性期病院においても直接自宅退院・職場復帰になる場合も多く作業療法の需要も増加しています。急性期病院ならではのリスク管理や多くの疾患の知識を積みながらチーム医療の一員として励んでいます。

亀山 絋樹
作業療法士
(平成24年入職 帝京平成大学卒業)

当院は急性期病院であり、リスク管理に注意しながら早期離床、基本動作・日常生活動作の自立度向上に取り組んでいます。知識・技術面は勉強会などを通じて個々のスキルアップの為日々努力しています。また、当院ではスタッフ間の交流も盛んで、患者様の情報交換だけでなく、業務外にサッカーやバトミントンを行うなど明るく楽しく働ける職場です。

言語聴覚療法部門

言語聴覚士とは

患者様の様々な疾病により生じた「コミュニケーション」や「食べる」ことの問題にアプローチし、人間として生きることの援助を行います。

当科の言語聴覚療法の特色

高次脳機能障害や構音障害、摂食嚥下障害などの問題の基盤として、急性期としてリスク管理を特に意識してリハビリを実践しています。また、他科の診療科に渡り様々な疾患の患者様を担当できることも魅力の一つです。ST内では月数回勉強会を実施し、その他、他病院との勉強会を通して知識向上に努めています。

スタッフから一言

副主任:谷津 潤一
言語聴覚士(平成22年入職 国際医療福祉大学卒業)
ST対象診療科は脳神経外科、心臓血管外科、外科、呼吸器内科など多彩です。その為、多くの疾患を経験できSTとしての知識、技術の向上につながります。
STスタッフ間の交流も多く、働き易い職場環境です。

落合 啓太
言語聴覚士
(平成26年入職 首都医校卒業)

PT・OT・STの垣根がなく、とても楽しい職場だと思います。患者様の為に様々な意見交換が各所でなされています。今はまだ先輩方の助言がなければ、患者様により良いリハビリを行う事が出来ていな いので一日でも早く一人前になりたいです。