イムス札幌消化器中央総合病院はIMS(イムス)グループの病院です。

IMS(イムス)グループ医療法人社団 明生会 イムス札幌消化器中央総合病院(旧称:琴似ロイヤル病院)

部署紹介

リハビリテーション科

当院のリハビリテーション科は、消化器を中心とした内科、外科の急性期はもちろん、当院診療科目である呼吸器内科、糖尿病内科、腎臓内科(人工透析)、整形外科、脳神経外科、泌尿器科など幅広い患者様へのリハビリテーションを実施しています。また、急性期から慢性期の患者様への継続的なリハビリや入院中の在宅復帰のための支援、在宅復帰後の訪問リハビリサービスの提供など、入院時から退院後も含め、すべての時期において、その時に必要なサービスを提供できるように取り組んでいます。
リハビリテーション
リハビリテーション科職員数(平成28年度6月現在)
理学療法士 17名
作業療法士 6名
言語聴覚士 2名
助手    1名
リハビリテーション科
施設基準

運動器リハビリテーション料( I ) 呼吸器リハビリテーション料( I ) 
がん患者リハビリテーション料 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅱ)

入院患者様へのリハビリテーション(理学療法・作業療法)

医師の指示に基づき、入院患者様の疾患や心身の状態に合わせて、心身機能及びADL(日常生活動作・活動)の維持や改善に向けて、リハビリテーションサービスを提供しています。
特に、内科的または外科的治療の経過や術前・術後における『合併症の予防』『廃用症候群の予防』『早期の在宅復帰に向けた支援』に力を入れて、サービスを提供しています。

合併症の予防
ベッド上での姿勢、呼吸・排痰方法の指導、早期からの運動療法の開始などにより、肺炎や静脈血栓症などの合併症予防を図ります。
廃用症候群の予防
適切な運動療法の実施やホームプログラムの指導により、廃用(使わないことで起こる)による筋力や体力の低下の予防や改善を図ります。
早期の在宅復帰に向けた支援
入院中にご自宅へ訪問して、手すりの位置等、住宅改修の必要性の検討や必要な福祉用具等についてアドバイス致します。また、ご家族様への介助・介護方法、必要な介護保険サービスの検討やアドバイスを致します。

摂食機能療法

当院では「食べる」「飲み込む」ことのリハビリテーション、『摂食機能療法』を言語聴覚士中心に実施しています。食事での姿勢や食事の仕方、食物の種類、補助的な栄養摂取方法、歯科的管理などに配慮し、患者様が安全に生活できるよう栄養摂取の方法を確立することを目指しチーム医療を実施しています。



摂食・嚥下

食べることは、生命維持に必要な栄養を体に取り入れる、味や風味を楽しむ、食事の場面を通じてコミュニケーションを楽しむ等、生活において大きな意味を持ちます。
食べるためには、脳からの指令で口や喉を動かし、水分や食物を取り込み胃へ送り達成されます。これを「摂食・嚥下」といいます。この「摂食・嚥下」が上手くいかず、飲み込むとムセてしまう、食べ物や飲み物が喉を通らない等、「食べる」「飲み込む」ことが難しくなる障害を『摂食・嚥下障害』といいます。
『摂食・嚥下障害』は、脳卒中の後遺症、神経や筋肉の病気、舌・咽頭・喉頭癌、認知症や加齢など様々な原因で起こり、肺炎・窒息・低栄養・脱水など生命の危険を引き起こします。
また、医学的なことだけではなく、食べる楽しみを失うという生活の質(QOL)の観点からも障害を引き起こします。



摂食機能療法

摂食機能療法では、摂食・嚥下障害の原因をみつけ、摂食嚥下機能の改善を図るとともに、患者様に合わせた食事や栄養摂取方法の確立を目指し、摂食・嚥下のリハビリテーションを行います。
当院では、医師、看護師、言語聴覚士、理学療法士、管理栄養師、放射線技師との医療チームが情報を共有し、患者様一人一人に合わせた摂食機能療法を提供しています。口から食べられる可能性のある方には、出きる限り口から食べる楽しみを感じていただける様、嚥下機能の回復に努めています。また、肺炎予防の為に離床や体操、口腔ケア等、各々に合わせて実施いたします。



検査と診断

嚥下機能の障害は外観からはわかりにくく、症状もさまざまです。当院では、医師、看護師、言語聴覚士、放射線技師により『嚥下造影検査』を積極的に行っています。その検査結果に基づき、患者様個々の症状に応じた摂食機能療法を実施しています。



嚥下造影検査
嚥下造影検査とは、バリウムを混ぜて作った飲食物を飲み込んでもらいながら、横および正面からX線で撮影し、経時的な嚥下動態を見る検査です。
像はDVDに保存し、患者様、御家族様への説明資料、改善の経過を評価する比較資料にします。
嚥下造影検査

嚥下訓練食

当院では、摂食・嚥下機能障害を持つ入院患者さまに、嚥下調整食を提供しています。摂食・嚥下機能障害の症状に合わせ、経管栄養主体の状況から、経管栄養併用、口からの摂取比率を高めていく段階においても、ゼリーからソフト食など段階的に形態を用意し、トロミ剤による粘度調整、栄養摂取・嗜好にも配慮した内容・量等の検討を行っています。
また、栄養面では当院NST(栄養サポートチーム)と連携し、栄養設定、食品目、調理の工夫を行い、食事設定を検討いたします。

訪問リハビリテーション

当院リハビリテーション科では、訪問リハビリテーションの事業所を併設しています。
主に介護保険サービスの利用者様を対象に、ご自宅へ訪問してのリハビリテーションサービスを提供しています。


訪問リハビリサービスの主な内容
1.訪問リハビリテーションサービス計画の立案
2.医師の指示に基づく病状の観察
血圧、脈拍、呼吸など全身状態の観察
3.機能面の維持・改善の支援
認知症、筋力低下、運動麻痺などの予防、維持や改善にむけた支援
リハビリテーション科訪問スタッフ
4.日常生活活動面の維持・改善の支援
自立した、又は安楽で安全な動作方法を獲得するための動作練習やご家族様への介助・介護の方法、福祉用具の提案を行います。
5.家庭環境の整備の支援
手すり設置や段差解消などの住宅改修や福祉用具導入に向けた専門職としてのアドバイスを行います。
6.利用者の家庭に対する介護の提案や指導
利用者様とご家族様双方にとって良いと思える介護方法について、一緒に考え、ご提案致します。
サービス提供地域

『札幌市西区』、『手稲区・北区・中央区のそれぞれの一部』にサービス提供を行っています。
※前後の利用者様への移動時間の都合があるため、当院を中心に、車移動で概ね20分以内の範囲を目安にしています。
 詳細は事業所へお問い合わせ下さい。

サービス提供地域
サービス向上への取り組み

訪問リハビリテーション事業所では、利用者様へのサービス向上のために、いろいろな取り組みを行っています。


①スタッフ配置
当科の中でも臨床経験の豊富なスタッフを専門スタッフとして配置しています。
②スタッフ教育
サービス向上のために、理学療法士や作業療法士といったリハビリの専門資格とは別に、介護支援専門員や福祉用具プランナー、住環境コーディネーターといった資格取得と教育に取り組んでいます。
③公的機関による当院の取り組みへの評価
『北海道介護サービス情報の公表』の情報よりご確認出来ます。
※『北海道介護サービス情報の公表』とは、利用者様が事業所を選ぶにあたって必要な情報を、同じ条件のもとに比較、検討するために設けられた制度です。
北海道介護サービス情報の公表
『北海道介護サービス情報の公表』ホームページより抜粋 平成25年11月時
項目別の取り組み度合を、5段階の数値で評価したものです。